今年83歳になった母は、入院したり、退院したり~。
術後の体調は悪くないようなのですが、
今度は、平らな道で転んで、歯を3本折り、
くちびるを縫合したと連絡がありました。
あっちゃー。
平穏な日はあまり続かないものですね。
でも、やはり家にいる方が
自分のことは自分でするようになるので
少しずつでも、
だんだん元気になっていくように感じます。
また、最近は、
あらかじめ私が行くことを伝えておくと
なんだか以前より、
部屋をきれいにして待っているようにも思ったり。
わたしにガミガミ言われるのに
いい加減、嫌気が差したのかもしれませんが、
その心意気やよし! です(笑)。
そして今回の差し入れは
ポタージュとひき肉ザーサイご飯、
豆腐入り卵焼き、グリーンアスパラ昆布漬け。
見えないようにビタミンたっぷりの野菜で作った
かぼちゃと人参のポタージュ
&カリフラワーとじゃがいものポタージュ。
お口に合うかどうかは疑問ですが‥‥。
やはり、たくさんの作り置きは
好きではないようなので、1食分くらいずつ。
その後、兄も相変わらず、
ちょくちょく足を運んでくれているようで、
思い通りにならないことがあっても、ムキにならず、
ちょっとくらいの苦笑いする程度で、さらりとかわし、
母をじょうずにのせて、
おつまみなどを、つくらせたりしているようです。
人に寛容な分、自分にも甘いところがある兄ですが(笑)、
やっぱりかなわないな~、と改めて感じ入った次第。
ところで、これは以前、知人から聴いた話ですが、
高齢のお母様と連れだって出かけたとき、
歩幅を合わせるつもりで、テンポを落として歩いていたら、
「あのね、そんなにゆっくり歩いてもらわなくても、
だいじょうぶだけど?」と言われてしまったそう。
先回りして、アレコレ手を出したり、
いらない気配りをしたりするのは、
まさに、わたしも同じなのですが、
場合によっては『大切にしすぎない』ことも、
必要なのかもしれませんね。
そして、今回は懸案の台所のカスタマイズにも、
ちょっとだけ着手。
自分の好きなものを
自分でつくるのも脳トレになるはず、
と大いに期待を込めて、
調味料を使いやすい場所に移動し、
鍋も、手元に近いところに置きっぱなしにできる、
コンパクトなものを据えてきました。
今はよく目が見えないからでしょうか、
うっすら曇っていました。ちょっと寂しい。
今では、もはや母のライフワークともなりつつある、
ミルキーの包み紙の束。今回も良く集めましたね~(笑)。
母に『押しつけ』と感じさせないような差し入れご飯と、
自分好みの食事をつくって、楽しむという挑戦が、
両輪となって、うまく回ってくれますように!
(次回に続きます)