10年以上にわたって、
アイヌの人たちのところへ通っては、
写真を撮り続けている、池田宏さん。
縁もゆかりもない土地、
見ず知らずの人たちのあいだに、
なんにも知らないままに飛び込んで、
いろいろ失敗し、ときに拒まれながら、
やがて、受け容れられていった、池田さん。
アイヌの人たちと仲良くなるうちに、
「アイヌってなんだろう?」という疑問は
じょじょに薄れゆき、
アイヌの人たちを撮影していく過程で、
自分自身を「発見」する。
その営みに生まれた写真を見ながら、
これまでのことを、話してもらいました。
担当は「ほぼ日」奥野です。どうぞ。