1点1点では目にすることがあっても
たくさんをいっぺんに見たことはない
白髪一雄さんの作品。
見かけるたびに、
「あぁいいなぁ」が積み重なって
「好きかも」が「好きだ」に変化していきました。
そんな白髪作品を、
東京で初めて本格的に紹介する個展が
東京オペラシティアートギャラリーで開かれています。
何が描かれているかはわからないのですが、
まるで生きているような油絵の具が、迫ってきます。
作品を前にした迫力がすごい。どーんと、きます。
このうねる動きは「フット・ペインティング」(足!!!)
で描かれていて、
創作すること自体の原点のように感じます。
白髪さんの目線を体感できるように
なんと、床にも作品が…!
実際に白髪さんが描いているところの
映像もみることができます。
筆づかいだけでなく、
息づかいまできこえてきそうな白髪作品を
こんなにたくさん(油彩画が約60点も)見られて
ただただ、うれしいです。
こちらは最後の部屋の油彩画。
一緒に行ったみついの服の色と
リンクしていて後ろから見てびっくり。なのでした。