※この展覧会は現在開催が延期されています。
くわしい情報は公式サイトをご覧ください。
国立西洋美術館には
少し前までは、なかなか足が向かなかったのですが、
なにかのきっかけでに行ってみると
不思議と心地よくて、よく行くようになりました。
ロダンの「地獄の門」を見て、
コルビジェの建物を感じて、
階段を一歩一歩降りて、
地下の展示室に向かう。
そのちょっとしたみちのりが、
なんとも言えず贅沢でいい時間なのです。
ロンドンナショナル・ギャラリーは
コレクションの幅がとても広く、
広いだけじゃなく質がとても高いので、
「西洋絵画の教科書」とも言われているそうです。
今回の展示作品をみるだけでも、
本当に教科書から飛び出してきたような豪華なラインナップです!
イギリスの画家と言えば、
ターナーくらいしかしらない私はこれ展覧会で
ターナー以前のイギリスの風景画に注目したいと思っています。
「じょうずだなー。」
だけで終わらせてしまって
敬遠していた西洋美術ですが、
わかることが少し増えたことで
おもしろくなってきました。
少し前に東京都美術館で開催されていた
「コートルード美術館展」は、
鑑賞のポイントがわかりやすく紹介されていて
とてもいい展覧会でした。
(現在、神戸展が開幕延期中。)
コートルード美術館の創設者のサミュエル・コートールドは、
ロンドンナショナル・ギャラリーに資金を提供し、
コレクションの選定にも参加しました。
その時購入した一つが、
今回の出品作のゴッホ「ひまわり」なんだそうです。
前に見た展覧会とのつながりがあると知ったら、
じぶんの中の知ってることと繋がって
新たな発見を出来る予感がして
ますます行きたい展覧会になりました。
遠い外国の、遠い昔のことが
少しずつ近く感じられるのが
展覧会に行く楽しみだなー。
と家にこもる日々のなかで感じています。
心から開幕する日が待ち遠しいです。