本屋さんで「荒井良二さんの新刊だ」
とこの本を見つけて
パラパラとめくりはじめて
はっとしました。
この本は一人でゆっくりと
味わいたい本だ。
立ち読みで見たくない。
そう思ってすぐに本を閉じて
レジに持っていきました。
帰ってソファに座って本を開くと
1ページ1ページ、
それはみごとな絵画があらわれます。
めくるたびに胸が高鳴って、
無意識に目を見開いてしまいます。
じぶんのすべてで受け止めたい。
心のなかで
なんてすごい絵本!!とさけびました。
「こどもたちは まっている」
というタイトルを見て
何をまっているんだろう?
と思いました。
こどもたちは、
雨上がりを
ラクダを
夏を
まっているのです。
世界をまっている。
私もちいさな息子をみていて
ときどきそう感じることを思い出しました。
そして、かつて自分もそうだったなぁと。
荒井さんはどこまでいっちゃうんだろう。
この本にであえてよかったです。
そして息子にこの世界を、ありがとう。
「こどもたちは まっている」の原画展が
外苑前のGALLERY HOUSE MAYAで
開かれています。
まずは絵本を読んで、原画も、という方ぜひ。
事前予約制になっていますのでこちらからご確認ください。
そして。
渋谷パルコのほぼ日曜日では
「ほぼ日手帳新作発表会。」が開催中です。
荒井良二さんの手帳カバーもお披露目されました。
荒井良二さんへのインタビューもお読みいただけるので、
商品ページもぜひご覧ください。