「ピカソ」ときいたら、
足が勝手にその場に出向いてしまうくらい、
ピカソをいっぱい観るために
新婚旅行先をスペインにしたといっても
過言ではないくらい、
彼の作品のポスターを額に入れて
家の壁一面がピカソなくらい、
わたしはパブロ・ピカソが好きです。
「トライアローグ」。
どういう意味だかよくはわからないけれど、
そんな名前の20世紀西洋美術の展覧会が
横浜美術館でひらかれる、
ピカソが出る、ということで、
いそいそと初日の朝に行ってきました。
ピカソ、何度だって会いたい人。
出ていた4作品で、
作風が変わっていった様子が
順にたどれるようになっていました。粋。
クレーもミロも良かったなぁ。好きだ~。
あちらもこちらも見応えしかない、
ほんとに贅沢な展覧会!
‥‥はたして観終わって思ったのはそれだけではなく、
「そういえば最近、
西洋美術をあまり観てなかったかも」
ということでした。
新型コロナウイルス感染症の影響で
海外から作品が来なくなって久しく、
大規模な特別展も中止や延期になりました。
この展覧会は、
20世紀西洋美術の所蔵コレクションを持つ
公立の美術館3館が作品を出し合って、
それぞれの作品でひとつのストーリーにするには
どうしよう? と3館の学芸員で相談して、
その3館を巡回する企画。
「トライアローグ」、
意味は「鼎談」だそうです。
これからの展覧会。美術館。
どうなっていくだろう。
コレクションを大切に、
あらためて所蔵品に光を当てるというのは
ひとつの答えのようにも思います。
有名な作家がずらりと並んで
これを全部公立の美術館が持っているのかと思うと、
ちょっと驚愕します。
すごい財産だなぁ。
このあと、横浜美術館は改修のため、
約2年間のおやすみ期間に入るそう。
横浜はいくらでもたのしめますね。
おいしいクラフトビールを頂いてから見た
山下公園からの夜景、最高でした。
「トライアローグ」展、良かったです。
つぎの休日はぜひ横浜へ!