俳優や音楽活動、絵画制作と
マルチにご活躍されている浅野忠信さんの、
2年ぶりの大型個展が
渋谷PARCO4階
PARCO MUSEUM TOKYOで
開催されています。
浅野さんの音楽が流れる会場で、
絵画や立体作品が展示されています。
作品は奇想天外ですが、
自由に楽しんで描かれていることが
ビシビシと伝わってくるので、
会場はご機嫌な雰囲気に包まれていました。
展示されている作品数は、
約250点にものぼります。
圧倒的な量の作品たちを目の当たりにして、
これまでの浅野さんのご活躍に
思いを馳せました。
俳優、音楽、画家など
たくさんの活動をされている
浅野忠信さんの中には、
表現と創作の意欲が
枯れることなく湧く泉があるのだと思いました。
そしてそこで湧いたものを、
のびのびと体外に出すのは
決して、みんなにできることではないので
あっぱれ! という気持ちで、
作品に向かって拍手を贈りたくなりました。
会場を進み、作品のひとつひとつを
じっくり観ていると
浅野さんの潜在意識の世界を
散歩しているような気分になってきました。
それは、夢の中で見る景色のようで
何にも束縛されていない、
精神的な無重力感・浮遊感がある
不思議な感覚でした。
是非みなさんにも、浅野さんの
のびのびとした作品にかこまれたときの、
不思議な心地よさを
体験していただきたいです。