表参道にあるミナ ペルホネンのお店・
「call」で開催されている
奥平龍さんの個展、
「みんなと龍」展に行ってきました。
わたしがはじめて目にした
龍さんの絵は、このウシの絵でした。
「なんだかすごくすてきなものを見つけてしまった」
そう思って投稿をたどり、この個展のことや、
奥平龍さんのプロフィールを知りました。
驚きました。
龍さんは2014年生まれ。
つまりいま、小学校の1年生です。
小学1年生だからすごいと思ったわけではなく、
作品に惹かれて展示会に行こうと思ったのですが‥‥
とはいえやはり、
その年齢でこの絵を描いている事実は、
心ときめくことだと思いました。
奥平龍さんは、小さな頃から色が好きで、
3歳からぬりえをはじめて、
4歳後半には絵を描くようになったそうです。
龍さんにとってはじめての個展となる
今回の展示「みんなと龍」には、
約40点の作品が展示されています。
絵のモチーフは、動物や鳥、それと人です。
どの絵も、そのものの特徴を忠実にとらえていて、
じっくり見て描いているのだなあと感じました。
そんなリアルさの一方で、
色づかいはとても斬新で、個性的です。
わたしには絶対に思いつきそうもない色づかいは、
見ていてとてもたのしい気持ちにしてくれます。
たとえば、シマウマの縞もようは
こんなにカラフル。
「龍さんの目と感性を通すと
シマウマはこんなふうに見えるんだ‥‥!」
もっともっと、彼が描く
いろんな作品を
見てみたくなります。
「もしかしたら、この描かれた動物や人は、
龍さんにとってのたいせつな人や、
あこがれの存在なのかもしれない‥‥」
ひととおり、展示を見終えたとき、
そんなふうに思いました。
あざやかで、たのしくて、
あたたかい展覧会でした。
みなさんもぜひ、
足を運んでみてください。
会場となっている「call」が
(みなさんご存知の通り)すてきな場所で、
その空間で絵を見る時間が
とても気持ちよかったです。