ほぼ日カルチャん - ほぼ日刊イトイ新聞

こんにちは！

TOBICHI京都スタッフ・マイコとよしこです。
先日、増田セバスチャンさんの展覧会
「Yes, Kawaii Is Art」（大阪・北加賀谷）に
お邪魔してきたので初リポートしますね。
（「Kawaii」を連呼しますよ）

今回、私たちが伺ったのは、
第1会場と第2会場。
（この展覧会は第3会場まであります）

まずは第1会場に参りましょう。

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『Colorful Rebellion
-Seventh Nightmare-』
3つの部屋からなるインスタレーション
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Kawaiiとは裏腹に暗〜い暗〜い入り口です。

なんだか不穏な音がします。ドキドキ…

ほのかに灯されたライトの先の階段をのぼって
ひとつめの部屋に。
ああっ、この先はぜひ会場で体験を！

ひとつめの部屋を見終え、踏み外さないようゆっくりと階段を降りてくるマイコさん。ドキドキ… （スタッフの方が足元を照らしてくださってます。ご安心を）

全く異なる3つの部屋をすべて観ると、
なるほど、これはKawaiiまでの
〝プロセス〟なんだと、分かってきます。

そして、部屋のインスタレーションを出ると、
京都芸術大学の学生さんとの
『Kawaii文化に関するリサーチプロジェクト』
の展示スペースが。
Kawaiiを愛する方々の
ワールドワイドなインタビュー映像や、
Kawaiiの潮流を表したグラフや
地図（もうこれがまたKawaii！）などなど。
普通なら良いかんじの意見だけを厳選するところ、
今回は意見をぜーんぶ採用してまとめたんだそう。

Kawaiiに関する資料の一部

では、第2会場に参りましょう。
音楽スタジオとしても使用されている
無骨な雰囲気のビルへ移動します。

この第2会場の展示は、
『隔離された世界で未来を想像する』がテーマ。

真っ暗な空間で行われる〝ある事〟を、
金網越しに観る上演型の作品です。

鑑賞者は皆、同じ一点を見つめ続け、
その時間と想いを共有します。

ご自身の、コロナ禍での戸惑いや不安、
そしてコロナ禍以降の
『これから』を考察したこの作品、
「観たらそれぞれ違った想いがあふれるはず。
アートを通して考える時間を作ってもらえれば」
と、セバスチャンさんは
お話ししてくださいました。

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『Fantastic Voyage, Prototype2』
2021年2月に東京で開催された
『Fantastic Voyage』を、
Prototype2として刷新されたもの。
今後はさらに
パワーアップしていくそうです。
今から次の展開が待ち遠しい！
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そしてやっぱりKawaii部屋は圧巻！