新宿東口にある映画館
「新宿武蔵野館」が、
今年の6月に開館100周年を迎えました。
100周年記念のページを見ると
背景に流れるモノクロ写真に
歴史を感じます。
記念につくられたオリジナルグッズもすてきです。
(「ほぼ日カルチャんWEBショップ」で販売中)
100歳の映画館は
数年前にリニューアルがあり、
いまピカピカです。
上映中の作品でなく
この映画館じたいをおすすめするならば、
わたしが推したいのは
リニューアルでがらっと変わった
わくわくするロビーです。
上映中の作品のポスターが貼られているだけではなく、
どーんと特設コーナーがつくられていて、
わたしはそこの遊び心が大好きです。
劇中で使われた小道具や衣装の展示は
ほかの映画館でも目にしますが、
武蔵野館のコーナーは
その映画の世界から飛び出してきたような
ディスプレイが展開されています。
水槽のレイアウトや中で泳ぐ魚まで(!)
作品によって変わるんです。
たとえばこんな風に。
【🎉『パラダイス・ネクスト』ディスプレイ登場🎉】
7/27(土)より公開の『パラダイス・ネクスト』のディスプレイが武蔵野館に登場しました‼️テーブルの上に置いてあるのは・・・。🍜ご鑑賞前でもご鑑賞後でも映画の世界観に浸って頂けると思います🍥是非お楽しみくださいませ🎵 pic.twitter.com/EosYUxolOS— 新宿武蔵野館(公式) (@musashinokan123) July 14, 2019
【📕✏️9/22(土)公開『バッド・ジーニアス』ディスプレイ展開中✏️📕】
当館にて来週末より公開の『バッド・ジーニアス』のディスプレイが、ひと足早く完成しました😆✨スタッフもさっそく撮ってみてます😎ご来場の際はぜひ緊張感あふれるシーンにトライしてみてくださいね😳https://t.co/xZ28QQBaNG pic.twitter.com/qaVR9GcPUb— 新宿武蔵野館(公式) (@musashinokan123) September 15, 2018
【ディスプレイ紹介①】
当館名物の水槽が、7月7日(土)公開『ルームロンダリング』に衣替え!
登場人物たちは勿論、キーアイテム?となるアヒルのランプや青森の銘酒・田酒まで?!水槽の中には沢山のヤドカリが…(なんでかはご想像にお任せします…)
百聞は一見に如かず?!是非劇場へ!! pic.twitter.com/wt62i2aK0K— 新宿武蔵野館(公式) (@musashinokan123) June 29, 2018
▲ ワケあり物件がテーマの映画だから「ヤドカリ」‥‥!
‥‥すごい。上映作品への愛を感じます。
作品のファンなら
これだけでも見に行きたい、と思うような
わくわくするディスプレイだと思います。
武蔵野館のスタッフの方も
「今回はこうしよう!」と
盛り上がりながら作り込んでいるんだろうなあ、と
記念に写真を撮りながら
うれしくなるのです。
映画館で映画をみたときには、
その作品の感想以外にも
いっしょに食べたり飲んだりしたもの、
見終わってからのおしゃべりなど
まわりのできごとも覚えているものです。
ここではそれに加えて
ディスプレイにわあ!と思ったことも
記憶のひとつになっています。
これって、武蔵野館ならではの
すてきなおもてなしだなと感じます。
むしろ、なにをみようか
ノープランで劇場に行ってみて、
ディスプレイから作品を選ぶ、なんてたのしみ方も
この映画館ならありかもしれません。