|
|
その2453 |
|
すべての子どもたちは
美しい名前を持っているのです。
ひとりずつ、ひとつ、かけがえのない名前を。
しかし、その、燃える命ともいえる
大切な名前は、しばしば、他者によって
あっさりと「まつがわれて」しまうのです。
あなたにも覚えがあるでしょう?
さぁ、そんなエピソードを集めてお届けする
「名前の言いまつがい」特集ですよ。
どうぞ、最後まで、お楽しみくださいませ。 |
|
|
|
|
|
会社で届いた郵便の仕分けをしていた頃、
よく「寿(ひさし)」さん宛てに
「寿司」さんで届いていました。
送ってくる相手は、しゃぶしゃぶ屋さんでした。
届くたびに「お腹空いた‥‥」
と思っていたものです。
(ぺこぺこポン子) |
|
中学生の時、後輩から年賀状を書くために
名前を教えてと言われ、口頭で説明しました。
「智」という字を
「『知る』の下に『日』」と言ったのですが
ついでに「トモとも読む」と、
余計なことを言ったのがまずかった。
その年届いた年賀状の中に
一枚だけ妙な字づらのハガキが‥‥。
なんと「『友』の下に『日』」
と書かれておりました。
(なんて読むのさ?) |
|
「網干(あぼし)」という名字です。
「網(あみ)」と「干す」で
「あぼし」だと説明するのですが
たいてい「綱(つな)干」と
書かれてしまいます。
「編乾」と書いた人もいました。
「編」は編み物の「あみ」だから許すとして
「乾」は「かわかす」です。
「干す」とは違うと思います。似てるけど!
(ミルキーウエイ) |
|
小林さんを「トホホ」と
書かれた方を読んで思い出しました。
席に戻った石川さんが、
電話メモを持って爆笑しながら
「フロノリさんて誰よ〜」
と叫んでいました。
(ぴよきち) |
|
新婚旅行の時
ハワイのクアアイナで
ハンバーガーを注文した妻は
名前を「やまだ」と告げて
注文の品ができるのを待っていました。
前のおじさんが呼ばれたので
次は自分の番だと思い近寄ると
店員さんが
「アマンダ、アマンダ!」と。
明らかにアマンダではない東洋人の妻は
ハンバーガーの受け取りを
拒否されていました‥‥。
(やまだ、やまんだ、アマンダ) |
|
「えんどう ゆう」という名前の私。
英語の時間になると苦労しました。
教師「ハウアーユー ディスモーニン?」
クラス全員
「アイムファインセンキュー
エンドユ〜?
(で、私の方を振り向く)」とか、
私「マイネ〜ムイズ ユー・エンドー」
外人教師
「オ〜! 私(ユー)、
終わり(エンド)ですかぁ!?
WAHAHAHAHA!!」
と言われたりします。
たまにどこまでが名前か理解されず、
他の人はファーストネームで呼ばれているのに
私だけ「ユエンド」と
いつまでも呼ばれ続けるときもあります。
(ゆえに欧米圏渡航経験無し) |
|
祖父の名前は「弘」です。
大変穏やかな人望のあるひとでした。
たまに、宛名の「弘様」が
「仏様」
になってる郵便物が届きました。
今なら間違いなく仏様なんですけどー。
(もうすぐ13回忌) |
|
|
|
どのような「言いまつがい」でも
どうぞ、私たちにお送りください。
こんな話でも大丈夫かしら?
と、迷うこともあるかもしれませんが、
迷ったときは送ってみる、というふうに
割り切って送ってみたらどうでしょう。
いろいろ考えず「投稿する」ボタンを押して
さっと送ってみたらいいと思いますよ。
大丈夫、どうぞ、お気軽にご参加を!
それでは、また、明日−。
イラスト:しりあがり寿 |
|
|
|
|
2010-11-02 |
|