やってしまった! という瞬間は
ものすごく恥ずかしかったりするものの、
時間が経てばそれは愉快な笑い話。
さあ、週末は「まつがい」の特集です。
今日も全国からさまざまな失敗談が届いてます。
日常にしばしば起こりうる小さなミラクル。
どうぞ最後までのんびりお楽しみくださいー。
先日友人のBMWを
運転させてもらったときのことでした。
駐車場にバックで入れるとき、
いつもの癖で左向きに振り返ってしまい、
窓に思いっきり顔面をぶつけてしまいました。
左右がややこしい!
(国産車愛好家)
今朝、エレベータで1階へ降りようと思って、
エレベータを待っているのに全然来ない!
イライラし始めて気づいたのですが、
エレベータのボタンを押したつもりが、
車のキーレスエントリーを押していました。
(辺りをキョロキョロ)
普段息子のお弁当が手抜きになりがちな私。
一念発起して、お弁当作りの本を買って来ました。
書いてあるとおりの買い物をして帰り、
やる気満々で寝ました。
美しい料理にうっとりしながら
時間を忘れて読みふけってから‥‥。
翌朝。
とんでもない寝坊をしてしまい、
当然お弁当はレンジでチンばかりの超手抜きに。
自分が悲しくなりました。
(takki)
銭湯で男湯・女湯を間違えた話
がありましたが、
私はトイレを間違えるのが得意
です。
しょっちゅう水色で縦型便器のある空間へ
迷い込んでしまいます。
そこはかとない違和感に、いつもハッとします。
旅先のトルコでもやっちゃいました。
自分のまつがいは世界でも通じるんだと
しみじみしました。
(ぼんやりさん)
20数年前の自動車教習所での話です。
クランク、S字、車庫入れに悪銭苦闘の日々。
その日は鬼教官と恐れられていた先生の担当。
やっぱり全然できず、業を煮やした先生が
「そっちへ移れ!」と後部座席を指さしました。
ビクンと飛び跳ねるようにシートベルトをはずし、
後ろを向いて運転席のシートに
足をかけて乗り越えようとしたしたとき、
先生の手がパーンと私のお尻を叩き、
「ドアを開けて外へ出て移れ!」
と。
身も心も萎縮していた私には
車から降りるという行為が頭になかったんです。
(おかげでずっとゴールド免許)
娘がチョコレートと間違えて
固形スープの素をかじったという方
が
いらっしゃいましたが、
わたしは赤ん坊の頃、
やはりチョコレートと間違えて
座薬を食べた
そうです。
赤ん坊にとっては
「銀紙に包まれているもの=チョコレート」
なんですね。
(座薬の保管場所は冷蔵庫か?)
前の職場で、ある先輩(男性)が経験した話です。
我が社の窓口に、見た目かっこよさげな
営業マン(男性)が営業にきました。
まずは、互いに名刺交換。
先輩が名刺を渡し、先方も名刺を渡そうとしました。
‥‥と、相手が名刺を差し出した瞬間、
そこに先輩が見たものは‥‥。
「『クラブ○○ 久美子☆』
また来てね♪
連絡待ってます。090-△△-▲▲」
なんと、キャバクラ名刺‥‥。
どう見てもあんた久美子じゃないだろうよ、営業マン。
先輩があっけにとられた次の瞬間、
大爆笑が込み上げ、笑いの我慢により赤面‥‥。
先輩の変化に気付いた営業マンが
名刺に目をやると同時に赤面&脂汗‥‥。
何ごともなかったように冷静を装った営業マンが
即座に本物の名刺を出し直すも、時すでに遅し‥‥。
その後、営業マンが汚名返上! と、
我が社に来た目的などを一生懸命説明するも、
先輩の耳に話は一切届かず、ついには、
笑いを堪えるために机の下で太ももをつねり、
うつむいて「久美子」を忘れるのに精一杯。
それでも我慢できず、
「上司と話してきますので、少々失礼します」と、
わざわざ中座し、トイレに行って、
気合いを入れ直す為に顔を洗い、
「大丈夫!」と言い聞かせ、再び営業マンと対決。
しかし、中座した意味は全くなく、
最後まで笑いが込み上げて、
商談にならなかったのは言うまでもない。
ちなみに、その営業マンは
二度と来る事はありませんでした。
(ま⊃二★彡)
母が弟の中学校の参観日に
出席するために出ていきました。
‥‥と思ったら、
なべぶたを片手に帰ってきて
「間違えた」と言って
なべぶたを置き、
バッグを手に出ていきました。
(ジャッキー・チャン)
こういうことに思い当たった人がいるなら、
その人は投稿へと向かうべきではないでしょうか。
下の「投稿する」ボタンをクリックし、
思い当たったそのエピソードを
だいたいの感じでさらりと書き表し、
寝かせることなくすぐさま送信してください。
それはそれとしてそうであるとして、
『金の言いまつがい』と『銀の言いまつがい』
を
本屋さんなどで見かけましたら
ぜひお手にとってみてくださいね。
イラスト:しりあがり寿
はじめて投稿する方へ
2007-06-24-SUN
© HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN