新着(しんちゃく)「言いまつがい」スペシャル! 〜その285〜
中学時代の友達の苗字は 「芦山(よしやま)」さん。 しかし、先生は皆 「あしやま」「とやま」 と言い間違えていました。 そんな中で、3年になって やってきた地理の先生は 「‥‥ろやま〜」。 (ペンタ)
新婚旅行で行ったオーストラリア。 牧場で馬に乗って30分ほど散歩をした後、 「馬に乗ったよ証明書」 みたいなものを作ってくれました。 でも、そこに書かれていた私の名前は 「SUKEBE」。 サカベだよと言ったら、 笑いながら書き直してくれました。でも、 「SAKEBE」。 新婚旅行なのに、何故に スケベと叫ばなくてはならないのか‥‥。 (京都の方と字が違う坂部です)
母の名前は「カヨコ」で、漢字にすると 「にんべん」に「去」と言う字で「カ」、 「ヨコ」は「代子」と書きます。 この「カ」がパソコンで出ない字なので、 ダイレクトメールなどではよく 「カ洋子」や「佳代子」 で送られてきます。この間などは 「●代子」。 母はしかたないなぁという感じでした。 (akiko)
私の名前は「渓子」というのですが、 読みはありふれたものとして、 この漢字を使うのは滅多にいません。 子どものときからずっと 「渓谷の渓です」 と説明していたのですが、 ある日大人の人に同じように説明すると、 「珍しいねえ」と言われました。 「よくいわれます」 と大人しく答えた私の見た彼の手は、 堂々と「警子」と ペンを動かしていました。 警告の警‥‥私は警察官の娘か? そんな珍しい名前ですが、 高校に入ると同じ 「渓子」の友人が出来ました。 しかし修学旅行で、彼女の旅館の札に 貼り付けられた紙は 「淫子」‥‥。 同じ名前の持ち主としては 紙一重だったとひやひやしていました。 (けーこ)
私は「稲垣」。「イナガキ」です。 今までまつがえられた ことなどありません。ただ一度DMで、 「否ヶ木」 と変換された宛名シールが 貼られてきたことがありました。 すごく否定された気がして 落ち込みました。 (イナガキ)
「アサコ」さんという方が、 「麻薬の『ま』です」と説明した というのを見て思い出しました。 私が高校生の頃、 財布を拾って交番へ届けた時です。 名前と住所を聞かれ自分の名前を 説明する時につい出た言葉が 「麻薬の『ま』です」 でした。 しかもお巡りさんの前で。 お巡りさんは 「麻薬の『ま』!?」 と異様に大きな声で反応してました。 わわわ私は何もしてませんよ。 財布届けに来ただけですよ! (麻)
弟の名前は「崇史」と書いて 「たかふみ」と読みます。 ふつう「たかし」と読むので、 知らない人に一度で正しく 読まれたことはありません。 数年前、その弟がお嫁さんの知り合いの 神父さんの教会で結婚式を挙げました。 荘厳な雰囲気の中、例のお決まりの 誓いの言葉を言う段になった時、 神父さんが、ご多分に漏れず 新郎の名前を 「たかし」 と読みまつがいました。 弟は緊張していたのか、 または「いつものこと」と思ったのか、 何も言わずだまっています。 とその時、純白のドレスに身を包んで 静かに新郎の横に立っていたお嫁さんが 突然声を上げました。 「たかふみです!!」 良いお嫁さんをもらったな、 と思いました。 (彼女も今では2児の母)