![第1回
正解なんてない、ただ違っているだけ。](images/title1.jpg)
私の名前はメガリニ・プスパサリです。
メガ、と呼んでください。
インドネシアから参りました。
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私は結婚をしていて、今、4歳の子どもがいます。
毎日、家事も本当に忙しいのですが、
でも私がやりたいことや、
パッションがあること、
それはつまり、大学時代にめざめた
「インドネシアの子供たちの教育」
ということなんですけれども、
それもやりたいなぁ、と思いながら、
子育てを頑張って、
家族を大事にして、というふうに、
毎日を過ごしています。
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ひと言で表すと、私はビッグドリーマーだと思います。
いつも大きな夢を持って生きています。
性格は情熱的で、やりたいことが明確です。
小さな頃から「自分が何が好き」とか、
「自分が何をしたい」ということを
いつも明確にしてきました。
就活も、いろんな会社に応募するんじゃなくて、
「ここだ!」と思ったら「ここだけ!」というふうに。
人生を振り返ると、すべて、
夢から始まったのかなと思っています。
小さい時から「これをしたい」だとか、
「ここに行きたい」ということをいつも思っていて、
それをはっきりとことばで伝えてきました。
それを聞いた母は、いつも、
「いいね。それはきっとできるよ」とか、
「一緒に実現しようね」と言ってくれた。
「無理だ」とか、
「それはおかしいでしょう」というふうには言わなかった。
いつも勇気づけてくれたし、
夢を見ていいんだよ、ということを教えてくれた。
そういう母がいたから、私はここまで来たし、
ビッグドリーマーになったんじゃないかなと思っています。
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夢と言えば、私は中学生の時に、
海外に行きたいという夢がありました。
私はインドネシアで育ち、
インドネシア人としての考え方をしてきたわけですが、
「海外の人も同じように思っているのか?」、
そのことがすごく知りかったからです。
そして「海外から見たら、インドネシアはどんな国?」
ということも知りたかった。だから
「海外にとりあえず行きたい」という思いがありました。
中学生の時にその夢を抱いて、
高校1年生の時に、実際に日本に留学をしました。
AFS、交換留学ですね。
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その時学んだことは、
ものごとというのは「これが正しい」とか、
「これが正しくない」ということではない、ということ。
「違う考え方もあれば、ただ違っているということもある」
ということです。
「It's not right, it's not wrong,
it is just different.」です。
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交換留学では、別府で、
2ヶ月間のホームステイをしました。
その時、山にある大学を紹介してもらいました。
どんな大学かな? と思いながら見学に行ってみて、
「ここに行きたいなぁ」と思いました。
その時、APUに行きたいという新しい夢ができたんですね。
ですから一旦インドネシアに帰って、高校を卒業し、
あらためて日本に留学をしました。
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APUには、日本の方だけじゃなくて、
いろんな国の人がいるので、
世界を知ることができました。
それまでは、名前でしか知らなかったアフリカの国も、
APUに行ったら、友達がいる。
そうすると、「アフリカの、あの国」ではなく
「友達のいる国」です。
自然災害があれば、「友達がいるけど、大丈夫かな?
家族は大丈夫かな?」と思うようになるということです。
世界が近くなるんだと、すごく感じました。
世界のネットワークができた、そんな感覚です。
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2015-08-27-THU