さあ、いよいよ試着室へ足を踏み入れます。 この試着室が、かなりすごかった! ジョージさんの興奮もすごかった! ちなみに試着は、日本製のものからスタートです。 |
ジョージ | 女の子の試着室、こんなことになってるの! すごいわ‥‥! うらやましくって、涙が出てきちゃう。 |
松原 | もし着けて、みんなに見られても 嫌ではないようでしたら、 このカーテンを開けると、 こちらのスペースにいらっしゃるかたに お見せすることができますよ。 |
うに | はい。それで。 |
ジョージ | こっちで待ってるわね。 |
松原 | (試着室の中で) まずワコールから着けましょう。 これがフェイスカバーです。 こちら、お手ふき。 お召しになりましたら、声をかけてください。 |
うに | はい。 (試着する) ‥‥できました! |
松原 | 失礼します。 |
うに | はい。お願いします。 |
松原 | いかがでした? |
うに | ちょっとここのお肉が出てしまう‥‥。 |
松原 | ひとサイズ上げたほうがいいかもしれないですね。 うにさんがおっしゃるご自身のサイズ、 Dはたしかにきついですよね。 では今度、これをつけてみてください。 |
うに | はい。 |
松原 | ここは私がやりましょうね。 |
ジョージ | うにちゃん、きれいになってる? |
うに | 今ね、2枚目です。 |
松原 | はい、お召しになれました? |
うに | やっぱりここら辺がはみ出る感じなんです。 勘違いしてるんですかね、私、サイズを。 ここからお肉が外に流れてるような感じがするんです。 |
松原 | わかりました。 ひとサイズ上げるといいと思います。 Dはだめ。Eにしたほうが良いでしょう。 そうすると、ここまで入ります。 |
うに | いつもいつもDを選んでいたので‥‥。 |
松原 | そう。それで、ここから出るのでしょ? うにさん、Eが良いと思います。 ちょっと待ってくださいね。 やり直しましょう。 アンダーサイズじゃなくて、 カップサイズを上げること。 それがいいと思う。 |
うに | ありがとうございます。 |
松原 | お待たせしてるのも悪いから、 その間に、この輸入品を着けてみてくださいね。 1人きりにさせてしまってごめんなさいね。 |
うに | いいえ、とんでもないです。 (試着して、松原さんももどってきて) ‥‥あら、全然違いますね、 こんなの、初めて着けました。 |
松原 | 違うでしょう? もう全然違うでしょ? |
うに | まず肌触りが違います。 |
松原 | これはいくつかっていうと、Cなの。 こちら、Dが輸入されてないのね。 |
うに | 不思議。でも、そんなに はみ出たような感じにはならないんです。 |
松原 | ならないでしょう? 「あれ? いつもここが出てるのに、出てないわ」 って思ったでしょう? なぜかというと、ナチュラルだから。 そういった意味で、輸入品っていうのは 自然にフィットするように出来ています。 無理にお肉を入れちゃうと、 余計に重い感じになるので、気をつけてね。 |
うに | すごくいいですね。 |
松原 | ぜひおすすめ。 では、こちらが日本製の、E。 着けてみてくださいね。 |
うに | はい。 |
松原 | ほら、かわいく見える。 それだったら、もう全てのお悩み解決。 お悩み解決方法はたくさんあります。 |
うに | 本当! |
松原 | ね? これはE。 これからは、日本製を選ぶ時は Eになさるといいと思います。 そうすると、ここまで全部入るから。 きれいでしょう? |
うに | はい、ストレスがなくなりますね。 |
松原 | 「あぁ、はみ出ちゃう」 「嫌だな、嫌だな」って 思わなくて済みますよ。 こちらのEもかなり深いですから、 両方着けてみてください。 輸入品だったら、Dカップがいいと思います。 でも、Dってなかなか入れてないのね。 このきれいなものは、Cなの。 いちおう着けてみてほしいのだけれど。 |
うに | 残念。残念だなぁ。 |
松原 | また少しお待ちくださいね、 輸入品のものを持ってきますから。 そしてもし、「あ、これなら見せていいな」 っていうものがあったら、 ジョージさんに見ていただく? |
うに | あ、はぁい、そうします! |
松原 | はい。 |
うに | わかりました。 (試着する) |
松原 | 失礼いたします。 |
うに | さすがにゆるい感じのような‥‥。 スカスカしてしまって。 後ろをちゃんと閉めてないのかな? |
松原 | でも、はみ出ていないという安心感があるでしょう? |
うに | あります。全然違いますね。 |
松原 | そこなの。悩みを解消するまでね、 そういうふうに癖をつける。 副乳っていって、脇の所に ボコッと出ちゃう人っていっぱいいるでしょう? そういうのが多少防げるから。 |
うに | わたし、サイズを上げることにストレスがあるんです。 どんどんサイズアップするとなんかこわくて。 |
松原 | そんなことないですよ! 今、Eカップなんていうのは当たり前の時代だから、 大丈夫よ。 |
うに | あ、本当だ。 |
松原 | そう、ここまでしっかり入るっていうのが大事。 はみ出ていることが、もうなんといってもストレスなのよ。 |
うに | シャキッとしますね。 |
松原 | シャキッとするでしょう? あと、輸入品でね、素敵なのを持って来ましたよ。 |
うに | わぁい。 |
松原 | ここら辺。 これが、肌着の中の一番おしゃれな、 ラ・ペルラ(LA PERLA)です。 最高峰ね、最高峰。 最高峰のを着けちゃいましょう。 |
うに | はぁい。どの段階で ジョージさんに見せればいいんだろ。 |
松原 | ここら辺からお見せしましょうか。 |
うに | はい。 (カップサイズを上げた日本製を試着する) |
松原 | ジョージさん、いらっしゃいますか? ここら辺から 見ていただいてよろしいんと思います。 |
ジョージ | はぁーい。見させていただきます! |
ブラジャーの捨てどきは? | |
ブラジャーって、 どれくらいの年数を使うと、捨て時なんですか? 頻度にもよると思うんです。 このブラジャーが大好きだからといって、 毎日つけてたら、もうそれはすぐだめになるんですね。 だいたい、7枚くらいのブラジャーで、 交代につけてて2年くらいっていうのが 1つの基準のような気がします。 今のブラジャーってとても丈夫です。 ですから、「え、まだ捨てなくてもいいじゃない」 っていうふうな感じはあるんですけど、 新しいのと見比べた時に、 やはり疲れてるなって感じはすると思うんです。 ですから、きれいに使えて、 いつまでも買った時のようにワクワクとした気持ちも含め、 7枚で交代で2年くらいっていうのが 1つの基準のような気がします。(松原) |
「試着室、すごいのよ!」
女性がキレイに見える空間をこれほどまでに追求してるの?
ってビックリしました。照明や壁紙、そっと置かれた椅子や
カバンを置くための小さなテーブル。ライトの位置まで計算されてて、お見合い用の写真を撮るならここで撮って‥‥、
みたいな感じ(笑)。ガードルやボディスーツなど、靴を脱いでの試着用にはマットのご用意もあるんですって。しかもそんなステキな試着室が、ズラッと並んでいるのも圧巻。この試着室を見られただけでもココに来た甲斐があったというモノでした。オトコの人の試着室も、もっとステキでいいのになぁ‥‥、ってちょっとジェラシー。ひとりごと‥‥。
「はみ出るお肉」
太っているからはみ出すんじゃないの‥‥。サイズがあっていないからはみ出すの‥‥。って、なんて目からウロコのお言葉。脇腹の肉が最近、かなり盛大にはみだしてしまうボクにとっても救いの言葉でありました(笑)。それにしても日本の女性って、数字を少なめに申告したり、思い込んだりすることが多いみたいね。特に年齢。欧米なんかじゃ、女の子がちょっとでも大人にみられたいからって年齢を「上にサバ読む」コトがよくある。「若いですね」って言われるコトが、人間として未熟で魅力的じゃないってコトにつながる。そういう見方もあるんですよね。大人であるコトを恐れない。ちょっと体がフックラしたコトを個性と思うおおらかさ。それがたのしく、しかもうつくしく、生きるってことじゃないかしらって思ったりした。お勉強。
「全然関係ないけど、
ボクのパンツってネ」
ボクのパンツってネ」
最近まで、ずっとTOOTを穿いてたの。伊勢丹さんのイチオシの、キュートでおしゃれでセクシー系のアンダーウェアで、そのほとんどがコシで穿くようにできてるの。TOOTの前は、2xist(トゥーイグジスト)ってブランドで、それもコシ履き。オトコの下着って脱げそうで脱げないっていう危ういところに、どうもセクシーを求めるみたいネ。なんだけど実は。最近、腰がなくなっちゃったの。50歳を超えたと同時に、どっかに腰がいっちゃったのよ。なのでTOOTを履くとペロンとお尻が出ちゃう。パンツの役目を果たさないのネ‥‥、脱げそうで脱げないんじゃなくて、脱げそうな上、脱げちゃう下着って滑稽よ。それで今。ジョンスメドレーのトランクス。お臍の下まで覆ってくれて、とてもあったか。いいのよ、それで‥‥。舶来ブラがそっとオッパイを覆ってくれるのと同じようにボクのお腹をやさしくそっと覆ってくれる。それでいいのよと強がった(笑)。