ついに還暦を迎えました。
というよりも、
還暦が私を迎え入れてくれた感じがします。
「還暦門」が「どうぞお入り下さい」と
迎え入れてくれたようで、
その門を通り抜けると、
「もう歳だから〜」と、
疲れた、忘れた、覚えられない、もうできない、
体のメンテナンスが必要‥‥など、
すべての言い訳を許してくれる
はじめての門なのでは? と感じています。
「言い訳の許可札」を渡される私達に
祝福を与えてくれる行事のひとつかも! と、
都合の良いほうに考えたりもしています。
もう今までのようには行きませんが、
開き直ったり、見切りできる強さを持てるのも、
この年齢に達したからかも知れません。
数年前にした膝のけがは、
還暦を迎える
ウォーミングアップだったのかもしれません。
ゆっくりしながら、力を出し切らないで
ゆるりとネジを緩めてかかると
新しい発見もできますし、
逆に真の力が出せたりする感じもします。
はじめの一歩をリセットできる還暦は
実は待ち焦がれていたものなのかもしれません。
とはいえ、
赤いチョッキに赤い帽子をかぶっていた人たちの
お仲間になったかと思うと感慨深いです。
さて、今回ご紹介するメニューは、
全卵で作るマヨネーズです。
バーミキサーでかんたんにつくる方法をご紹介します。
全卵を使うと、卵黄だけのものより
柔らかい軽い味になります。
そのためいろいろなソースのベースに使え、
とても便利です。
どうぞお試しくださいね。
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全卵マヨネーズ(約500cc分)
■材料
卵(全卵):2個
好みのオイル:300〜350cc
(今回はコーン油を使いました)
好みのビネガー:大さじ1〜2※
(今回は自家製のみかん酢を使いました)
マスタード:小さじ1
塩:小さじ1と半分
砂糖:少々
レモン:半分
ビン
※使用するビネガーの種類によって量を加減してください。
※オイルにオリーブオイルを使うときは
香りが少なく軽いエキストラバージンオリーブオイルを
使用してください。
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■作り方
(1)ビンの中に全卵を入れ、
塩を加える。
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(2)砂糖を少々加える。
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(3)マスタードを入れる。
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(4)ビネガーを入れる。
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(5)オイルを入れる。
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(6)ビンの底の卵に
バーミキサーを付ける感じでスタートする。
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(7)底の方から乳化が始まる。
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(8)中ほどまでかたまってきたら
バーミキサーを上の方に持って行き、
上部も乳化させ、
バーミキサーを上下させながら全体を混ぜる。
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(9)味見をして酸味が足りないときには
レモンを入れる。
柔らかくなったときには
オイルを少し加え、またミキサーで混ぜる。
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(10)でき上がりです。
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このマヨネーズに、
同量の無糖ヨーグルトとコショウを混ぜて
ソースにしてもおいしいです。
レシピ22(子牛のツナソース)や、
レシピ60(ロシアンサラダ・ペック風)の
ソースにこのマヨネーズを使うと
軽い味わいになりますのでお試しください。
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こちらは小イワシの塩漬けをペーストして
加えてみました。
ディップで楽しめます。
いろいろお楽しみくださいね。
BUON APPETITO!
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