イタリアから日本に行く飛行機のなかで、
いつもやっていることがあります。
それはバッグに入れているものの
位置をかえることです。
到着前に、機内ですることは2つ。
取りにくいところに入れているお財布を
すぐに取り出せるところにおさめます。
同じく、携帯電話もすぐに取り出せるところに入れます。
このなんでもないと思われることが、
飛行機を降りた瞬間から役立つだいじなことなのです。
日本はイタリアとは違い、行動がスピーディーです。
切符や物を買ったときに
ぱっと財布を出して支払い、
お釣りを受け取り、財布にしまい、
その場を次の人にスマートにゆずる行為は
日本では多くの方がふつうにやっていることです。
携帯電話もマナーモードに切り替え、
メッセージを確認し、
すぐに返事を書く対応ができるように
準備しないといけません。
日本にいるときは、お財布も携帯電話も
すぐ手で触れるところにないと不安です。
ところが、日本からイタリアに行く
飛行機のなかですることは全く逆です。
お財布は取り出しにくいバッグの奥にしまい、
携帯電話も出しやすいが盗まれにくいところに入れます。
そしてバッグ自体をしっかり守ります。
二国の違いはこんなささいなところにまで及ぶのです。
さて、今回ご紹介するレシピは、
イカの詰め物 トマトとグリーンソース添えです。
お楽しみくださいね。
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イカの詰め物
トマトとグリーンソース添え
■材料(2〜4人分)
剣先イカ:1杯
白身魚とエビのミックス:170g
ミニトマト:5〜6個
ニンニク:1欠片
バジリコ、イタリアンパセリ:1つかみ
卵:1個
パン粉:適量
ズッキーニ:1本
塩オリーブオイル:適量
粉チーズ;適量
※粉チーズは写真にありません。
・イカは掃除して剣先と足はザク切りにする。
・魚類はザク切りにする。
・イタリアンパセリとバジリコは洗い、
葉だけの状態にする。
・ニンニクは芯を取って大まかに刻む。
・ズッキーニを横半分、縦半分に切り
中の白い部分を詰め物がのせやすいように
少し取り除く。
・ミニトマトは半分に切る。
・卵を溶く。
■作り方
(1)フードプロセッサーに魚とエビ、
イカの足とえんぺら(みみ)と、
溶き卵半分を入れて、
余り細かくせず、混ぜ合わせる感じにする。
(2)パン粉、粗みじん切りにしたイタリアンパセリ、
チーズ、塩を入れてかき混ぜる。
(パン粉は様子を見ながら足す)
(3)(2)をイカの胴に8分目くらい詰める。
(4)楊枝でとめる。
(5)ラップで全体を包む。
(6)(5)をアルミホイルで包む。
(7)ズッキーニの上に(2)に盛る。
(8)イカと同じように
ラップとアルミホイルで包む。
(9)15分蒸す。
(10)トマトをフードプロセッサーで
ソース状にする。
バジリコとイタリアンパセリ、
ニンニクをみじん切りにする。
(11)トマトと塩少々を加えて混ぜる。
(12)イカが蒸しあがったら楊枝を取る。
(13)イカを輪切りにする。
はい、出来上がりです。
レシピ185でご紹介した半ドライトマトを添えました。
BUON APPETITO!
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