もくじ
第1回何はなくとも三度のごはん 2016-11-08-Tue
第2回ごはんの記録 2016-11-08-Tue

編集やライティングを生業にしています。日々原稿を書いたり、たまに取材に出かけたり。家族と野良あがりの猫3匹と、甲府盆地を見下ろす山の上で暮らしています。

私の好きなもの
三度のごはん

担当・小野 民

諳んじられるほど反芻した歌や本も、熱く語れる好きな人も、
寝食を忘れて没頭できる何か、も私にはないみたい。

ほぼ日の塾の課題「私の好きなもの」を探したけれど、何ヶ月も見つからないまま。
考えあぐねていると、いつも頭に浮かんでくるのは、
「次のごはん、何食べよう」という煩悩だった。

よくよく考えてみると、何はなくとも三度のごはんって、
これ、すごく好きってことじゃないか!ということにした。
日々のささやかな楽しみ、だけど食べなくちゃ生きていけないものね。

第1回 何はなくとも三度のごはん

 寝食を忘れて何かに熱中する周りの人を、
いつもうらやましい気持ちで見ていました。
会社員時代、忙しかしいとき、なにかの佳境にあるとき、
何時間でも机に向かい続ける同僚たち。
だけど私の頭の中にはいつも
「おなかすいたなぁ。何食べようかなぁ」という
煩悩が浮かんでくるのでした。
そして、いつもそそくさと会社を抜け出し、
どんなときでもわくわくして
食べものを探しに行ったものでした。

私は、三度の食事はもちろん、
10時と3時のおやつも欠かさないような家で育ちました。
「今日のごはんはなあに?」
思えば、この問いかけをしない日はなかったかもしれません。・

今、三度の食事の多くは自炊で、
自分が食べたいものをつくる日々を送っています。
1日に三度も味わえる、嬉しい時間を欠かすなんてもったいなくて。

レシピ本やレシピサイトを眺めるのが趣味なので、
何をつくろうか妄想する時間もなかなかに、長い。
たまの外食では、何を食べようか真剣に悩む時間も捨て難い。
ごはんにまつわるものごとには、私の好きが詰まっています。

そんな私の三度のごはん。
せっかくなので、ちょっとの間のありのままの記録をお届けします。

第2回 ごはんの記録