
- 真奈美
- 最近、私の友人の1人が恋活アプリで
知り合った人と結婚したんですね。
- ―
- なんと!凄い!おめでとうございます。
- 真奈美
- その友達、家庭の事情が色々あって
メンタルが崩れてたときがあったんです。
そんなとき、彼氏さんがその友達のことを
すごく献身的に支えてくれているのを間近で
見ていたんですよね。
本当に良い人と知り合ったな、と安心しました。
その友人にとって、
色々辛いことがあった時期だけど、
彼氏さん・・今の旦那さんの支えもあって、
色々乗り越えて、今はすごく幸せそうです。
- ―
- わたしも友人のお姉さんが恋活アプリで
知り合った人と最近結婚したって話を聞きました。
知り合ったきっかけが、たまたま「恋活アプリ」
だった、ということになるんですよね。
- 真奈美
- 実は結構いるんですよね。
私の周りには今、3人くらい恋活アプリが
きっかけで彼氏できた子います。
- ―
- 身近になってきましたよね。
アメリカでは結婚したカップルの3組に1組が
ネット上で知り合った、なんて話もあります。
- 真奈美
- 日本でもこういうサービスの認知度が段々高くなって、
実際やっている人も増えているし、以前よりは
周りの抵抗感も減ったと思いますけど、
やっぱりまだグレーな目で見られがちというか・・・。
どうしても新しいモノだから「何?怖くない?」みたいな。
- ―
- 確かに。私もそうでしたけど、
実際に利用している人から
話を聞いたことがなかったら、やっぱり
少し怪しいのかな・・・って思っちゃうかもしれません。
- 真奈美
- 例えば結婚した友人の話にしても、
両家の親族の印象を考えると
2人の出会いのきっかけは、という話で
「恋活アプリで」とは言えなかったんです。
だから「飲み会で知り合いました」みたいな話になる。
確かに、その気持ちもわかります。
少しずつ市民権を得てきたとはいえ、特に上の世代に
とっては未知数すぎて理解を得るのはまだまだ難しい。
- ―
- もう少しカジュアルに捉えてもらいたい、という
ことでしょうか。・・・どういうのだったら安心するんでしょう。
例えば、共通の友人が「この子はこの人と合いそう!」
みたいなものをリコメンド登録していって
相性が良い人が出てきたりとか?
イメージとしては、ちょっと前のお見合いを世話してくれる
おばさまのデジタルサービス版。
- 真奈美
- 確かに自分をよく知っていて、信頼している人の紹介って、
信用できますからね。当たりも多そう。
ただ、リアルに紹介されると
上手く行かなかったときに若干気まずいから
デジタルでくるめる、と・・・。
でも、こういった活動って
基本的に周りに言わないことの方が多いからなあ(笑)
- ―
- 確かにそうですね~。「実は・・・(やってます)」
っていうのはあるけど、
表立っては言わない人のがやっぱり多い。
- 真奈美
- 仕組みとしては今も昔も同じだと思いますけどね。
だって、考えたら平安時代の貴族だって
似たようなもんじゃありません?
「どこどこの姫は美しいらしい」とか
噂で評判を聞いて、和歌でアプローチして、
文のやりとりを重ねて、
相手の気持ちをつかめたら初めて会うんですよ!
むしろ当時のほうが相手の情報少ないですよ(笑)
- ―
- 古代から、恋愛は決して会うところからじゃない、と(笑)
<つづきます>