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- お話聞いてると、真奈美さんって
恋愛には積極的・・・ですよね?
恋活アプリの他にも出会いの場には
行って、活動しているようですし。
「若者は恋愛をめんどくさがっている」という
ことも最近よく言われていますが、
そんな印象は無いなって。
こういった恋活アプリは「効率重視」とも取られたりしますが。
- 真奈美
- いや、みんな恋愛したいと思いますよ。
ホントのところは。
少なくとも私の周りには「めんどくさい」って
本気で思ってる子、いないと思います。
あくまで、ポーズみたいな感じ。
「効率重視」っていったって、恋活アプリだって
登録して、細かく項目答えて
好みの人を探してメッセージ重ねて・・・って、
結構めんどくさいじゃないですか。
ほんとに恋愛めんどくさいと思ってたら
こんなことやらないと思います。
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- あくまで、恋愛するきっかけの中の
数ある出会いの1つというか。
- 真奈美
- そうですね。都内に住んでたら
他にも出会いってたくさんあるのかなって
思ったりもしますけど、
私みたいに若干地方に住んでる身にとっては
地元では絶対に出会えないような職業の人に
出会えるのも魅力的です。
例えば、私の周りには「映像つくってます」
なんて人は中々居ない。
そういう人の仕事の話聞いてるだけでもおもしろいです。
世界広がる感じがして、楽しいですよね。
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- 普通に暮らしていて、自然に好きな人が
できるっていうのは考えられません?
- 真奈美
- もちろんそれはすごく素敵なことですよね。
でも、自然に待ってても
すぐにできるものではないなって思っていて。
だったら、その期間で何かしら
行動することもできるんじゃないか?って。
もし自然に好きな人ができれば、そっちにいけばいいし。
でも今はいないからこういう探し方もありかなって思います。
目の前のチャンスがあるなら掴む努力をしたい。
・・・とか言うほど気負ったもんじゃないですけど(笑)
こう思えるようになった自分も嫌いじゃないし、楽しいですよ!
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- その考え方、いいなあ。
本日はありがとうございました。
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<epilogue>
「みんな恋愛したがってると思いますよ、
ホントは。」
「めんどくさいなんて、ポーズですよ。」
真奈美さんの言葉が刺さりました。
そうです、私も、そうかもしれません。
どこにでもあるような話ですが、
昔、凄く好きな人がいました。
でも、隣に居ることは叶わず・・・
当時のことを思い出すと
どうしようもなく辛くなってしまうので
「もう恋愛したくないな」って
思うようになってました。
「誰かを好きになりたい」「でも怖い」
で、圧倒的に後者が勝ってしまい、恋愛体力ゼロ。
・・・誰かを好きになるってどんな気持ちだっけ?
辛い、という気持ちだけじゃなかったはず。
その人のたった一言で世界が変わったり?
笑った顔を見るだけで、どうしようもなく心がときめいたり?
ヘアメイクがうまくキマったときは「偶然会えないかなあ」
なんて、街を歩きながら願ってしまったり?
美味しいものと出会ったら、一緒に食べたいなって考えたり?
それは理屈じゃないけど
とても、温かい気持ちだったはず。
そんな気持ちを取り戻すところからスタートしなきゃ。
真奈美さんのアクティブな姿勢から、そんなことをふと、考えました。