今回の感激団は 「番外編」でお届けします。 |
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はい、 作品を直接「感激」する回ではないので、 番外編ということになりますよね。 |
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なにはともあれ、 まずはまずは、読者からいただいた こちらのメールをお読みくださーい。 | |||
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第81回、米国アカデミー賞®
、 短編アニメーション賞を獲得したのです! |
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ぼくらはそのニュースを 研修旅行中のバリで聞きました。 | |||
さっきのような読者のメールで知りました。 |
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うれしかったですよねー。 | |||
帰国してすぐに お祝いにうかがおうと思ったのですが‥‥。 | |||
すでに加藤さんには、マスコミの取材が それはそれはたくさん訪れていまして。 |
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「ちょっと落ち着いてから お祝いにお邪魔させてください」 ということになってたんですよね。 | |||
で、ようやく最近になって、 お時間をいただけることになったと。 | |||
受賞についての取材は、 「ほぼ日」で打ち止めだったらしいですよ。 | |||
ぼくらが最後の締めでよかったんですかね? |
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ねえ。 でも、なごやかで とてもリラックスした取材でした。 |
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はい。 ぼくらはもうただ「おめでとうございます」と、 それだけを繰り返し言っていた気がします。 | |||
というわけで、 | |||
加藤さんが所属する「ロボット」に お邪魔してきました! |
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花束をもって、ね。 | |||
加藤さん、おめでとうございます! |
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ありがとうございます。 | |||
受賞からちょっと日が経ちましたが、 やっと、加藤さんに会えました(笑)。 |
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すみません、お待たせしてしまって。 | |||
いえいえ。 たいへんな数の取材を 受けられたのでしょうね。 | |||
そうですね、たくさん来ていただきました。 |
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いやぁ、なんといいますか‥‥ おめでとうございます! |
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おめでとうございます! | |||
ありがとうございます(笑)。 | |||
‥‥ところで。 ありますね、テーブルの上にドンと。 | |||
輝いてますね。 | |||
オスカー像が。 | |||
ん? なぜ胸のあたりのクローズアップを? |
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いや、ほら、オスカー像って このへんが込み入ってるじゃないですか。 |
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あ、まあ、たしかに。 腕を組んでるとは思ってましたけど、 こんなふうに組んでるんですか。 |
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こんなに近くで見られることって そうそうないですからね。 読者のみなさんにもこういう細かいところを‥‥。 ほら、台座にはこんなプレートが。 |
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ACADEMYの文字が刻まれています。 |
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ねえ‥‥。 |
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‥‥ほんとうに、 すごいことです、すばらしいことですよ。 |
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‥‥おめでとうございます! |
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おめでとうございます! |
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ありがとうございます(笑)。 |
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もう、さんざん質問されただろうと思いながらも やっぱりうかがっておきたいのですが、 発表の瞬間は、どういうお気持ちでした? |
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会場の雰囲気がすごくて、 まずはそれで緊張していました。 発表の瞬間、 作品のタイトルが読み上げられたときには 気持ちが高ぶってしまって、 となりにいた社長と 思わず両手でがっしり握手をしちゃって。 |
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そうでしたよねえ。 その様子は映像で拝見しました。 |
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緊張が手に取るように伝わってくる、 すばらしいスピーチも聞きました。 |
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そうですね、緊張しましたね。 |
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でも、すてきなスピーチでした。 |
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自分がうれしいというよりも、 所属するチームの「ロボット」への 感謝を伝えるスピーチでしたよね。 |
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ぼくらもチームではたらいているので、 あのスピーチには、グッときましたよ。 |
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賞をとることがすべてだとは思っていませんが、 チームのみんなが たいへんな思いでがんばっていたので、 こういう大きな賞をいただけたというのは ほんとによかったと思っています。 |
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みなさんよろこばれたでしょう。 |
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発表の瞬間には、みんな叫んでいたそうです。 |
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そうですかあ‥‥。 |
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いやあ、ほんとにみなさん‥‥ |
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おめでとうございます! |
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おめでとうございます! |
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ありがとうございます。 |
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そうだ、そうそう、 プレゼンテーターが、 あの、ジャック・ブラックでした。 |
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そうだったんですよ。 |
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それはそれでまた‥‥ おめでとうございます! |
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おめでとうございます! |
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ありがとうございます(笑)。 『スクール・オブ・ロック』は、 大好きな映画なんです。 舞台袖でジャック・ブラックに 「スクール・オブ・ロックが好きです」 と英語で言ったら、 ギターを弾く真似をしてくれました。 |
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ジャック・ブラックが! |
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加藤さんのためにエアギターを! |
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はい。 |
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お、おめでとうございます! |
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おめでとうございます! |
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ありがとうございます(笑)。 |
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‥‥それにしても、 ほんとにすごいオスカー像。 |
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ねえ、ほんものですよ? |
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二度とない機会だと思うので、 いま一度しっかり見ておきましょう。 |
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ええ。 |
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オスカーの胸のあたり。 |
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オスカーの台座。 |
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‥‥あの、よろしかったら、 手に取ってご覧になりますか。 |
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えええええ!? |
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‥‥と、驚きつつも、 正直に言いますと、 加藤さんがそうおっしゃってくださるのを 期待していた自分たちがいます。 |
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あの‥‥ほんとうに、 よろしいのでしょうか? |
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ええ、どうぞ。 |
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では、武井(シェフのこと)さんから、どうぞ。 |
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‥‥はい‥‥(持つ)。 お、重っ!! こんなに、ずっしりしてるんですね。 |
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たしか3.7キロくらいあるそうです。 |
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まさにオスカーの重みです。 |
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武井さん、記念写真を! |
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どうですか? ぼくの写真は。 |
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柔道の大会で優勝した人みたいです。 |
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な‥‥。 ぼくにもオスカーにも失礼なことを‥‥。 じゃあ、山下さん持ってみてくださいよ。 |
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はい‥‥で、では(持つ)。 |
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ぼくのほうがぜんぜん似合いますね。 |
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(聞いてない)ああ〜、ついに、 ついにぼくはここまできました! |
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なにを言ってるんですか。 あなたがどこまできたっていうんですか。 |
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ほんもののオスカー像を 触らせてもらえるところまで。 |
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そりゃそうですけど‥‥。 でも、似合う似合わないで言うと、 ぼくのほうがぜんぜん上ですね。 |
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いや、ぼくだってそれなりに‥‥。 ‥‥われわれは何を言ってるのでしょう。 すみません、加藤さん。 |
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(笑) |
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オスカー像に夢中になってしまいました。 |
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ここはやはり、ね、 ほんとうの受賞者に持っていただきましょう! |
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そうそう、そうですよ、 加藤さん、お願いします! |
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はい‥‥(持つ)、こうでしょうか。 |
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おおー。 |
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武井さんより似合う。 |
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当たり前です! |
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こころから失礼しました。 |
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ではでは、最後に、記念に、 さんにんいっしょの写真をお願いします! |
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はい(笑)。 |
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ぼくは加藤さんのこっち側に立ちます。 |
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じゃあ‥‥ぼくはこれを持って立ちます。 |
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なんで山下さんが花束持ってるの?! |
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てもちぶさただったので。 |
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それは加藤さんにさしあげたものでしょ。 |
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(笑) |
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‥‥す、すみません、 でたらめなことばかりで。 |
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いえ、たのしかったです。 オスカーについての最後の取材が 「ほぼ日」さんで、 ゆったりできました(笑)。 |
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恐縮です、ありがとうございます。 |
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次回作もたのしみにしていますね。 |
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はい。 「あの受賞がいい分岐点になった」と、 あとで振り返ったときそう思えるように、 今後の作品をつくっていきたいと思います。 |
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アカデミー賞®
、ほんとうに‥‥ |
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おめでとうございました! |
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ありがとうございます。 |
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(番外編、おわります! 次回はいつもの感激団でお会いしましょー) |
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2009-04-14-TUE |
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協力/株式会社ロボット |