|
|
甲塚方墳(かぶとづかこふん)の石室を出て
古墳に登っていいですか?
と川本さんに尋ねると
いいですよと許可がおりました。
墳丘は三段築成。
境目だけに石が見えていますが
もともとは全面にびっしり
葺石(ふきいし)があったそうです。
前回予告した通り、
スソさんは古墳に登ることに。
大人なのに‥‥
大人なのに、すばらしい好奇心! |
|
|
|
|
|
|
|
見た目以上に急斜面で
落ち葉で靴がつるつるすべります。
東側、車を停めた路が細く見えて
高さを実感。。
スソさん、気をつけてー。
つるつるすべるのに、
写真なんか撮ってて大丈夫ですか?
それにしても‥‥
ああ今週も‥‥みごとな、土と木と緑の景色。
これぞ「ひとり古墳部的」写真です。
このあとおそらく、
「石」が加わると思います。 |
|
|
|
|
|
|
|
北側に谷を挟んで
もうひとつ山がありそうです。
あいだにある木が邪魔ですが、
こちらと向こうの関係が
なぜかとても気になります。
何かがある‥‥
なんだ‥‥?。
|
|
|
|
|
|
|
そろりそろりと降りていきます。
滑る葉っぱはドングリでした!。
すぐにそこを降りたということは、
向かうのですね、きっと‥‥。 |
|
|
|
|
|
|
|
車は、その気になった北の方角へ向かいました。
谷と思ったところに幹線道路があって
その向こう側に小山があります。
くるくるとその急斜面を登っていき
車を降りてちょっと上がったところに
これがどーんとあったのです。
この巨石がご神体。
磐座(いわくら)ですね。。
向かったのですね、気になる場所に。
それにしても、急激。
途中の写真がいちまいもなく、
いきなり目の前に、「巨石」!
みこちゃん、びっくり!
興味の対象に飛びつくスソさんのスピードに、
みこちゃん、びっくり! |
|
|
|
|
|
|
|
う〜む、すごい!
古事記に出てくる国作りの神様たちが
祀られている!
しかもここの地名は
そのまま国作(こくさく)って!
そっかー、甲塚古墳は
この山に向かって造られたんだ!。
この山に向かって古墳が造られた‥‥。
なるほど、なるほど。
ハニワ的にも勉強になりました。 |
|
|
|
|
|
|
|
川本さんが
奥へと歩いていきます。
巨石がごろごろあって
自分が小人になったような感じ。
まるで映画のセットの中にいるような
不思議な感覚になりました。。
そして「ひとり古墳部名物」の、
石でございます。
でも、今回の石は迫力がすごいかも。 |
|
|
|
|
|
|
|
川本さん、大きな石に向かっていきます。
え? これに登るってどういうことですか?
この石はもしかしてさっきの祀られていた石?
その上に?
でも、ご神体では?
「はい! どうぞー」
革靴にもかかわらず、川本さんは
慣れた様子で石に登っていってしまいます。
かなり斜めです!
突き出ています!
滑り落ちたら死にますよね?!。
わあ、石の上に革靴で!
あぶないわ、その角度はあぶないわ!
ハニワには無理。
ころんだら、すぐに割れてしまうから‥‥。 |
|
|
|
|
|
|
|
(石の上で中腰のわたし。)
たぶんすごい眺めのはず。
せっかくだから‥‥
ようやく
恐る恐る立ち上がって、遠くを見回してみます。。
スソさんまでそんなあぶない場所に‥‥。
こわいわ、写真を見ているだけで。
‥‥でも、すてきな眺め。 |
|
|
|
|
|
|
|
巨石の山を降りました。
中腹には立派な社殿(護国神社)もありましたが
撮らないまま、ぼうっーとして
降りてきてしまいました。。
ほんとうに無事でよかった‥‥。
心配で心配で、みこちゃん、
からだに一本ひびが入ったの。
スソさん‥‥
安全第一、面白第二でお願いしますね。 |
|
|
|
|
|
|
|
後で地図を見たら
池に囲まれたこの辺り(甲塚ー八景山周辺)には
神社やお寺がいっぱいありました。
2つの大型古墳以外に
200基近い古墳があるそうです。
このあたりのクニを作りおさめた
一番偉い人の墓が
甲塚古墳、ということかもしれません。 |
|
|
|
|
|
|
ちょっと寄り道しましょう。
最近人気なんです。
と立ち寄ったのは
豊津物産直売所「国府の郷」という農産物販売所。 |
|
|
|
|
|
|
「わー本気で買い物していいですか?」
「ええ、どうぞ。では15分後に入り口で!」
やった〜
ジャム作りたい〜、野菜が美味しそう〜!
しばし買い物に没頭です。
車でまわってもらったお陰で
短時間でさくさく見ることができています。
これから苅田町(かんだまち)へ。
苅田には北九州最大の前方後円墳があるのです。
わあー、きれい。
今回は最後に、おいしそうな写真になりましたね!
ハニワはごはんを食べないけれど、
おいしそうっていう気持ちはわかるの。
みやこ町編はまだ続きます。
また来週ーーー。 |
|
|
|
|
|