すべての男は小学5年生である。
そもそもみなさん、
ご家族のネタをを投稿するときは、
ことわったりするんですか?
ぬばたまのさんのダンナさんなど、
ときどき「ほぼ日」に
ご自分のお話が載っていて、
うっかりしたら
ファンさえ
いるかもしれないわけですけれども。
(笑)
ファンなんて恐れ多いですが、
たぶん、投稿されていること自体は、
知っていると思います。
そのことについて
ご夫婦で、何かお話したことは‥‥。
ないですね。直接は、そんなには。
妻がコッソリ、自分のことを
どこかに投稿しているみたいですとか
ヤフー知恵袋に相談してたりとか。
ないと思います(笑)。
わたしは「小ネタに投稿するよ」って、
家族に言ってから送ってます。
すると、どのようなリアクションが?
こどもは「わーい」って、喜んでます。
おお、それは、うれしい。
最近では
「ずるい、お兄ちゃんの話ばっかり!
ぼくのは?」と言われます。
へえ、すねちゃうの、かわいい(笑)。
そのたびに
「きみのことは、
ちっちゃいときにいっぱい送ったよ」
ってなだめてます(笑)。
男の子って 今、おもしろいけど、
もうちょっとしたら、
しゃべらなくなっちゃうのかなって
思うんですけど、
ぬばたまのさんちは、どうでした?
息子さんが、お年ごろのころとか?
ええと、どうだっただろう‥‥。
ただ、もう成人してますけど、
今もあいかわらず「少年」って感じ。
ああ、男の人って、
そういうところあるんでしょうかね。
「すべての男は小学校5年生である」
というのが、うちの姉の持論。
わあ、だったら嬉しいなあ(笑)。
それを聞いたら、希望が持てました。
中身は今くらいの感じで、
外側だけ変わってくんですね(笑)。
まあ、外側はだいぶ変わりますよね。
図体が大きくなって、
カサ高くなって場所を取るようになって、
居間が狭くなるので、
気をつけたほうがいいです。
具体的なアドバイス、参考になります(笑)。
でも、みなさん、
お子さんは「男の子」ばっかりですね?
うちは、男、男。
うちも、男、男。
男。
つまり、常連投稿人さんには
女の子のお母さんはいない‥‥何の法則?
女の子って、男の子よりも、
ツッコまれにくいんじゃないかな。
女の子って、隙がないですもんね。
でも、ここに集まってるみなさんは、
全員女性ですけど‥‥。
つまり、娘がツッコんでる。
なるほど!
つまり、娘がお父さんにツッコんだり、
妻がダンナにツッコんだり、
お母さんが息子たちにツッコんだりね。
女性は「ツッコミ役」なんだ。
逆に、お父さんが娘のネタを投稿したら、
口を利いてもらえなくなりそう。
たしかに、「今日のコドモ」にしたって、
男の子のお話が
圧倒的に多いですもん、女の子より。
だって、あの人たちは、年がら年中、
朝から晩まで、
「靴下がクサイ」だの「ウ◯コ」だのって、
言い続けてるわけで‥‥。
その姿を、まわりの女の人がじっと見ていて、
ていねいに文章にして、
送信ボタンを押してくださってるんですね。
世の中って、一事が万事、
そういうふうにできてそうですよね(笑)。
はい。たいへん、よくわかりました。
いろんなことが、同時に(笑)。
我が家も、わたしと妹と母の3人がかりで、
父のことを観察していました。
三方向から!
それは、お気の毒‥‥(笑)。
何かの実験台のようです。
お父さんがおかしなことしでかしたら、
すかさず、
家庭内メールで知らせ合ってました。
でも、それって投稿の原体験ですよね。
ひみつのおたのしみコンテンツを、
お母さんと妹さんと3人で
つくっていたっていうことですもんね。
家族みんなが「こんなことがあった」
というのを知ってるから、
いつも父は「言ったの誰だ!」って。
(笑)
ただ、わたしも妹も嫁にいってからは、
なかなか
その観察の「発表の場」がなくて‥‥。
「発表」(笑)。
だから、なぜわたしが投稿してるかというと
「とにかく、送りつけたい」
「誰かに知らせてやりたい」
という、もう、その気持ちなんだと思います。
<つづきます>
2017-03-13-MON
2017年3月31日午前11時まで開催している
「ほぼ日ブックスフェア2017」
期間中に
全4巻組の「ぜんぶセット」をお求めいただくと
通常の購入特典である
「6種のきせかえカバー+金のカバー」に加えて
「酒井駒子さんのマグカップ&コースター」が
もれなく、ついてきます。この機会に、ぜひとも!
© HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN