今日の小ネタ劇場でおなじみ、5人の猛者が集結して怒涛のおしゃべり!常連投稿人たちの座談会。

第7回
ダンナは「宝庫」である。
北の庄
ジャンルによって、
投稿の数に多い少ないはあるんですか?
──
やはり「今日のコドモ」が多いですね。

あれだけは「固定枠」で、
1年365日、毎日アップしていますし、
おもしろい投稿も多く集まります。
なぼちん
子どもって、おもしろいですもんね。
ぬばたまの
「今日の気になるあいつ」も、多そう。
──
おお、さすがは常連投稿人。するどい。

コドモの次に
数の多いのが「気になるあいつ」です。
なぼちん
わたしは、
どのジャンルに送ろうかなと迷ったら
「気になるあいつ」にしてる。
──
あー、なるほど。

おもしろかったことも、びっくりしたことも、
人間が絡んでいたら
たいがい「気になるあいつ」と言えるから。
なぼちん
「気になるあいつ」は、わたしのなかでは
「ノンジャンル」に分類されてます。
ぬばたまの
逆に、投稿が少ないのは?
──
はい、募集開始当初は多かったのに、
だんだん来なくなったのは
「わっ! なんか踏んだ!」ですね。
北の庄
わたし、この間ナメクジを踏んだんです。
それも「生足」で‥‥。
タナボタばんざい
キャーッ!
北の庄
だから、ナメクジというものを、
人は、本当に踏むんだなあと思いました。
──
ええ、「わっ! なんか踏んだ!」には、
募集をはじめた当初は、
投稿が、ものすごくいっぱい来たんです。

道端で「入れ歯」を踏みましたとか、
銀行の前で「札束」を踏んだとか、
いい感じの投稿がいっぱい来たんですね。
ぬばたまの
ええ。
──
でも、開始から何ヶ月かしたら、
入れ歯とか札束とか、
すでに掲載されたものを別にすると、
「ナメクジ踏んだ」
という報告しか来なくなったんです。
一同
(笑)
──
なので、あのコーナーを読み返したら、
人間の踏むようなものが、
だいたい出尽くしてるんだと思います。
北の庄
わたし、ゴ◯ブリで送ったことあります。
部屋に入るなり踏んだんです。
──
あ、けっこう来ます、Gさんの投稿も。
北の庄
ネタがかぶるだろうなと思いながらも、
すごくびっくりしたので
せめて投稿しておかないと、心が‥‥。
──
供養という意味でも。
北の庄
そうそう(笑)。
ぬばたまの
え、でも、Gさんって踏めるんですか?
素早いじゃないですか、動き。
北の庄
わたしは、踏めました‥‥ね‥‥。

うちのほうは寒くて
そもそも
あまりGさんを見かけないんですけど、
寒いから動きが緩慢なのかな?
フク
たぶんですけど、
無心だから踏めたんじゃないですかね。
──
なるほど!(笑)
北の庄
禅の話?(笑)
──
つまり、踏んでやろう‥‥はないにしても、
「叩いてやろう」とか
こっちに邪念があると察知されると(笑)。
タナボタばんざい
勉強になるなあ(笑)。
──
ちなみに新しいテーマを募集したときって、
最初、一気にドンと来るんです。

ピアノが発明されたら楽曲の数が増えた、
みたいなことかもしれないですが。
なぼちん
たとえが無闇に高尚(笑)。
──
で、その勢いが続かずに、
だんだん投稿が来なくなるものもあれば、
「今日のダンナ」みたいに、
コンスタントに投稿のあるものもあって。
タナボタばんざい
ああー‥‥ダンナは、ねえ‥‥。
なぼちん
「宝庫」ですからね‥‥。
──
女房から見たダンナという生物の生態が、
毎日のように、全国から送られてきます。
タナボタばんざい
わたしたちにしてみたら、
まるで「異質な生きもの」ですからねえ。

愛すべき、異質な生きもの。
──
あぁ、そういう感じです。

いろいろと理解できないんだけど、
その理解不能生物を
観察しているツマの「愛すべき」視点が
感じられる投稿が多いです。
タナボタばんざい
「なぜそうなる? なぜそう考える?」
フク
びっくりしますよね。
──
逆に「今日の女房」は少ないんですよ。
投稿の数が。
なぼちん
たぶん、おもしろい話って、
ちょっと恥ずかしい話じゃないですか。
タナボタばんざい
はい、はい。
なぼちん
わたしたちは、ダンナさんの
「おもしろ、はずかし話」をネタにしちゃう
極悪人だけど(笑)、
人の良いダンナさまのほうは、
嫁の恥ずかしい話を世間に晒せないと‥‥。
──
あるいは‥‥バレたら怒られる、とか‥‥。
なぼちん
そうか。
タナボタばんざい
たしかに。
フク
めちゃくちゃ怒りそうだわ。わたし。
一同
(笑)

<つづきます>
2017-03-12-SUN
──
2017年3月31日午前11時まで開催している
「ほぼ日ブックスフェア2017」期間中に
全4巻組の「ぜんぶセット」をお求めいただくと
通常の購入特典である
「6種のきせかえカバー+金のカバー」に加えて
「酒井駒子さんのマグカップ&コースター」が
もれなく、ついてきます。この機会に、ぜひとも!
──