その1110 (2007-02-28)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


ある雨の日、歩いていると向こうからかわいい子供が。「あ〜した、天気に、なぁ〜に!」(かずみ)


うちの娘が小1の時トイレから出てきて「とうさん、ティッシュトイレパーがもうないよ」と。何となくわかったからいいけど、娘よ‥‥。(ガク)


小学3年の長女が「母さん、今日ね、球根を植えたんよ」と、うれしそうに報告。何の球根か尋ねたら「えーっと、チンパンジー」。‥‥そりゃ、パンジーだろっ!(動物を植えては、いけません)


今年の5月ぐらいのことです。息子「学校で、ヨロレイヒの種を植えてきたよ。」私「へ?ヨロレイヒ?」(頭の中に『アルプスの少女ハイジ』の曲が駆け巡り、混乱)よく聞いたら、ツルレイシでした。アルプス産の新種の植物かと思いました。(ちゃーちゃん)


1年生の娘に「明日のお弁当にどのナフキンを使うの?」と聞くと、「『ぺろんぷす』の」と真面目な顔で答えた。私がわからないので、何度も「ぺろんぷす!」と叫び始めた娘は、とうとう涙目になってしまった。と、そこで気がついた。「プリンセスか!」今度は笑いすぎて涙目に。(おかんブス)


会社のおばさまの娘さん(小学2年生)は、話題の人気ドラマ『のだめカンタービレ』を見て、「あたし、遠吠えやりたい」と言いまつがえたそうです。オーボエだよー。(りぃ)


私は、中学生のころからオーボエを吹いてるのですが、私が大学生のとき、3つ下の従兄弟からの年賀状にこう書かれていました。「大吹え、がんばってね」その妹は、「大笛、がんばってね。」と。大きな音の出る楽器ではないよ、きみたち?(大吹ら吹き)


今度、社会科見学に行く娘(小3)がしおりを見せてくれた。「見学の注意」という項目に娘の字で書かれていたのは「かんどくコードはダメ」推測はできたが念のため本人に意味を聞くと「知らない。先生が書いてって」意味もわからず書いてきても‥‥。(ずばり、「単独行動はダメ」)


小学校の教員です。休み時間に4年生の男の子が「先生!ちょっと来て」と言うので運動場に出ました。聞くとボールゲームをしたいけどひとり足りないので入って欲しいということでした。もちろん快く引き受け、「で、なんのゲームなの?」と尋ねると「ポークボール」という返事。「ポークボールって先生知らないんだけど‥‥」と不安げに言うと、「バスケットボールみたいにドリブルしたりパスできるんやけど、シュートは、バスケのようなネットじゃなくてゴールにいる味方にパスするん」と。「それがポークボールなんやぁ」とつぶやくと、横で聞いていたもう一人の4年生が「ポートボールやってば!」(の)


小学校の頃です。我が家には果物を保管するためのホーローのフタ付の入れ物がありました。ある日、フタを開けるとみかんが入っているのにりんごの香りが‥‥。私は興奮して妹に「ねぇ!みかんが入っているのに、りんごのにおいがする!」と言っているつもりで「ねぇ!りんごが入っているのに、りんごのにおいがする!」と話し掛け、「何、当たり前の事言っているの?」と言った妹に何度も「だってりんごがはいってるんだよ!?なのにりんごのにおいなんだよ!」と力説していました。今思い出しても恥ずかしい‥‥。(さとまま)


家族でクリスマスを過ごしました。買ってきたスポンジではありますが、小1の娘は、はりきってクリームをぬりたくってケーキを作り、とってもハイになっていました。「ものすごく楽しそうだねえ」と言ったら、「だってクリスマスまどん!あ〜、クリスマスだもんって言おうとしたのに、まどんって言っちゃった〜!」ととってもとってもうれしそうに言いました。(よっち)

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