その1155 (2007-04-14)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


今朝の出来事です。パソコンのディスプレイを睨みながら、黒くて丸い朱肉をしっかと握って動かしていました。(だってマウスと似てるんだもん)


会社の先輩について本屋に向かった。とくに買いたい本がなかった私はぶらり店内を一周し先輩の元へ。本屋に来る前に食事したばかりなのに、もう料理本をじっくり眺めている先輩。そーっと横に立って、肘でつんつん。低音ボイスで「まだお腹空いてるんですか?」と笑いつつ顔を見ると、そこには私を見つめびっくりしている知らない人が!思わず叫んで逃げ出してしまいました。(Sy&Tg)


私は携帯のアラームを目覚まし代わりにしています。携帯に内蔵されている「ピピピ」という音では心もとないので、「これなら絶対目が覚めるだろう」と思う曲を使っています。その日の朝もいつものようにアラームを止めようとしたつもりが、ゲームボーイアドバンスSPを開き、電源を入れていました。当然アラームが止まるはずもなく、大音量で鳴り響く「火曜サスペンスのテーマ」にますます焦って何度もゲームボーイの電源を入れたり切ったりしてしまいました。(p)


たまたまその日は目覚まし代わりの携帯電話の近くに、折り畳み式の物干し(ハンガーが連なってるやつ)が置いてありました。朝、アラームが鳴り、私は必死で止めようとしているのですが、実際はその物干しを開いたり閉じたり。しかも、なかなか止まらず(当たり前)、焦った私は、ゆっくり丁寧に、開いたり閉じたり‥‥。その後、隣で寝ていた妹の笑い声で、やっと自分がおかしなことをしているんだということに気がつきました‥‥。(ささっち)


学生のころ、友達の家にみんなで泊まっていた時のまつがいです。私は一人寝つけず暗い部屋の中でぼーっとしていました。横でスヤスヤ寝ていた友達がいきなりガバッと起き上がり、布団の端をつかんで「はい、もしもし」と電話に出ていました。(その時電話は鳴っていなかった)


電車内で座ってウトウトしていたところ、すぐ頭上で鳴った発車のベル、「プルルルルー」を寝惚けて電話の呼び出し音だと思ってしまい、びっくりして目を覚まし、あるはずもない受話器を取ろうと、思い切り右手を上げてしまった。あまりに周囲の視線が痛くていたたまれなかったため、降りたくもない次の駅で降りた。(次の電車まで30分弱)


知り合いの50代のご夫婦の話。その日、奥様が出先からご主人の会社の電話番号を聞くためにご主人に電話をしました。休日で寝起きだったらしいご主人、携帯にかかってきた奥様からの電話に出ながら会社の電話番号を見ようと必死に自分の携帯を探されたそうです。「ない!ない!携帯がない!枕元に置いといたのに!」枕元の携帯は今、あなたの手元にありますよ‥‥。(こだま)


額と目と両方にメガネをかけた人の目撃談が以前投稿されていましたが、実家の父は時々その姿で家の中をうろうろしています。初めて見た時は、ついにボケが始まったか‥‥と落胆しましたが、父に突っ込みを入れると「より小さい文字を読むときは、強い老眼鏡と弱い老眼鏡を重ねないと見えないから」と言いました。なるほど、そういうものか‥‥と安心したら、今度はその状態で、「眼鏡がない、ない」と騒いでいました。老眼鏡を三つも使ってたっけ?と思いつつ念のために「お父さんのおでこの眼鏡じゃないんだよね?」と確認したら「あった、あった、ありがとう」と言われました。三つ目を探し始めたら要注意だな。と思います。(みつこ)

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