その1271 (2007-08-08)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


仕事中、前の席の人が突然「浄瑠璃持ってます?」と聞いてきた。「浄瑠璃?!」と思わず聞き返したら「いや、定規」と淡々と返されてしまった。そりゃそうだ‥‥。(浄瑠璃ってどう持つんだろう)


会社で仕事が一段落したのでみんなでお菓子を食べようとした時、先輩が「はい、褒美じゃ!」と言うのでなになに?と思って先輩が持っているお盆を見たら「ほうじ茶」の間違いでした。なーんだ、ガッカリ。(ティータイム)


結婚式場で着付け助手のバイトをした姪、花嫁さんに「そのゾーリを取ってください」と言われたのを聞き違え、ホーキを渡してしまった。「晴れの日に、掃除させる気?」と、先生に嫌味を言われたそうな。どっちも「はく」ものですが‥‥。(ヤスジロー)


主人と買い物をしていたときの事。何点か買い物をしていた主人がおもむろにこちらを向き「屁するから、これ持ってて。屁するから」と言いました。私が驚いているのを尻目に主人は買ったものを私に渡し、奥にあるクリアケースを手に取りました。そうです、主人は「ケース取るから‥‥」と言っていたのです。(いちごぱふぇ)


なんの話をしていたか忘れましたが、彼が何かひとしきりしゃべったあと、「ロナウジーニョのまねして言ってみた」と一言。「でもさ、あの人外人でしょ?日本語しゃべれたっけ?」と私。「‥‥誰もそんなコト言ってないけど。うちのおじいのまねしたんだよ」こういう事が、日常茶飯事な私の耳はおかしいのか‥‥。(みかきち)


数年前まで、書店でアルバイトをしていました。ある日、売り場で棚割りの相談をしていた課長に向かって、カウンターから店員が大きな声で叫びながら走ってきました。「なんでもハウス相談室からお電話ですぅ〜!」周囲のいぶかしげな視線を受けつつ、話し始めた課長。しばらくすると、本棚につかまり、腰砕け。話の内容から察するに、「ランダムハウス講談社」さんからのお電話だったようです。ハウスしか合ってないし。(関西系書店員)


勤務先で、取引先から電話が来た時のこと。支配人に「『パンドラの箱』様からお電話です」と取り次いだら後から「『箱』じゃなくて『畑』だよ」と‥‥。「パンドラ」の畑さんからの電話でした。電話が不得手な私には痛恨のいちげきでした。(ぽぽ)


とある受付の仕事をしているのですが、おじいさんに、「孫は、ありますか」と聞かれました。わ、私に孫が!?これでも若く見えるし、未婚には見えると思うんだけどなー私に子どもがいるかどうかかな?それとも私の祖父母が健在かどうか、とか?それとも自分の孫の話を聞いて欲しい序章とか?いろいろ考えながら、「えっとー‥‥」とニコニコしてみたら、もう一度言ってくれました。「輪ゴムは、ありますか」(るんるん)


昔よく裏山で兄が隊長、自分が隊員として探検遊びをしていたころ。遊びつかれて家に戻ると母親が、「ちょっと買い物行ってきて」と。そこではりきって「ラジャー!」と敬礼ポーズを取ったにもかかわらず、「だれもブラジャーなんか頼まん!」「ふたりで裏山で変な遊びなんかしてないでしょうね!」とこっぴどく怒られました。(グーリー)


ある日、隣の部屋から娘の声が。「え、なーに?」もう一度娘の声。「聞き取れないよ‥‥」と部屋の戸を開けると、そこにはダンナ一人。私はダンナのオナラと会話していたのでした。(ぷっ。)

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