その1288 (2007-08-25)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


アルミ製のボトル缶を開けようとした時のことです。テレビを見ながらいつものようにフタをねじるのですが、開きません。力の限りひねりながら、ふと見ると、すでにフタは開いていました。飲み口は少し歪んでいました‥‥。(ロシア人先生)


この間とても疲れていたので後でめんどくさくなると思い、夕方早い時間に顔を洗い、化粧を落とし、クリームを塗って、これで後は寝る前に歯を磨くだけ、という状態にまでにもっていきました。そして普通に眼鏡をかけ、テレビの前に座ると画面がぼやけてます。目にも空気が足りない感じ。はっと気がつくと、コンタクトをしたまま眼鏡をかけていました。ぼやけるわけです。(眼鏡娘)


定期券で改札を出てすぐ、乗り継ぎのために買った切符をゴミ箱に捨てた私。が、切符から手を離す瞬間に、ゴミ箱に落としたのは定期券だったことに気づいたっ!しかし時すでに遅し。捨てようとしていたはずの切符が私の手に残り、大事な定期券はスルスルとゴミとゴミの奥のほうへ入り込んでいってしまったのでした。ああもう。行きかう人々にガン見されながら、大きなゴミ箱を漁ったことは言うまでもありません‥‥。(RIE)


うちのしゃぶしゃぶのたれは大量の刻んだ「にら」を薬味に使います。ある日、しゃぶしゃぶを食べていると、噛み切れないものが口に。なんだろうと出してみると、それは刻まれたストローでした。どうやら、にらを輪ゴムでとめて刻むとき、一緒にまとめてしまったよう。探したら刻まれたストローのカスが出るわ出るわ。なかなか楽しいしゃぶしゃぶでした。(うに)


我が家の台所の電気は、ヒモを引っ張るとスイッチが入るタイプです。でも5回引かないとつきません。3回でも4回でもダメです。必ず5回目でつきます。何か釈然としません。(労力5倍)


学生時代に、大きな郵便局の窓口で並んでいた時の事です。ドアから、何かを握った右手を振りかざして、一人のおじさんが怒鳴り込んできました。皆が一瞬「強盗が来たっ?!」と思う程の勢い。でもその怒鳴り声をよく聞くと、「なんだ、そこのATMはっ!何度カードを入れても全然動かねぇじゃねえかっ!」すると、一人の冷静な局員さんが、「あのぅ‥‥お客様‥‥そちら、お持ちのカードは別の物ではございませんでしょうか?」次の瞬間、おじさん本人も、周りの人もが、一斉に振り上げていた右手を見ました。すると、握っていたのは郵便局のキャッシュカードではなく、近所の医院の診察券でした。「んぁあ?あれ、ほんとだ!わっはっは〜!」と、まったく謝りもせず、豪快に笑って、おじさんは悠然と立ち去りました。当時未成年の私は、「ああいう恥ずかしい大人だけには絶対ならないようにしよう」と心に誓いました。(大平)


信号待ちで、ルームミラーを見たら、後続車の助手席に、公家風の珍しいメークの人が座ってた。よく見たら「ポインター(犬)」だった。(kousi)

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