その1289 (2007-08-26)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


いつもは落ち着いた大人を演出している姉。会社で、タバコを持ちカバンから手探りでライターを見つけ、握り締めて喫煙所へ。さて、火をつけようと手を開いたら握り締めていたのは、消しゴムだったらしい。(なぜ、カバンに直に消しゴムを?)


朝食にハムサンドを作りました。お皿に乗せてカウンターの娘の前に置き、後片付けをしようとキッチンの方へ向き直るとそこにはパックに入ったままのハムが‥‥。ちょっと待った、娘よ。それはただのきゅうりサンドだ。(さおり)


取り込んで畳んでいない洗濯ものから、ブラジャーを選びながら、朝食をかっ込み、トイレにいき、ブラジャーをして、手提げかばんを提げて、「行ってきます!」と扉を開けて歩き出してしばらくすると、やけにカバンが軽いことに気づきました。手にカバンのような形で下げていたのは、「ちょっと色がハデだから、今日の服だと透けるわね」と選ばなかった、ショッキングピンクのブラジャーでした。残業が多かったあの頃。(ヘンタイ)


中学生の頃です。お菓子を買おうとお店屋さんに入ったら子犬がいました。かわいかったのでなでていると、お店屋のおばさんが「ヒロシ、ご飯だよ」と言いました。変わった名前の子犬だなと思い「ヒロシご飯だって。よかったねー」と言うと、お店の奥から「ヒロシは俺だ」と30歳ぐらいの男の人が出てきました。(ヒロシにお前、大物になると言われた)


うちの母のやりまつがいです。当時私は滑り止めの私立高校の入試を受けるため、母に道案内を頼んで高校に向かう所でした。ところが歩いても歩いても高校にたどり着けない。私は母におかしいと言ったのですが、母は「これで良いんだよ!」と怒りました。それからしばらく歩くと母が「さあ、着いたよ」と言ったので学校を見てみると、そこは中学校でした。「お母さん、ここ中学校!」と私が叫ぶと母は「ええっ!?」と叫び、慌てて近くの人に高校の場所を聞いてみると、なんとここから2キロ以上離れていると言うではありませんか。それなのに入室完了時刻まであと20分を切っています。私は泣きながら高校に向かって走っていきました。母も周囲の人に道を尋ねながら私と共に全力疾走。その後何とか入室完了時刻までに高校にたどり着きました。その後、その私立高校も、本命の公立高校も無事合格し、今では公立高校に通っています。高校の先生はこの話を皆笑ってくれましたが、私は今でも笑う事ができません‥‥。(一族唯一の女帝)


私のおば夫婦の話です。あるとき二人は家で、焼酎のお湯割りでの晩酌を楽しんでいました。ほどよく酔った二人は気持よ〜くなり、そのまま就寝。そして翌日、おばさんの一言。「お父さん、これ水!」二人は、水のお湯割り、つまりはぬるま湯を呑んですっかり酔っぱらっていたのでした。そのあと二人は、「水で酔っぱらえるなんて安上がりだな!」と、大笑い。この愉快な夫婦に、いつも笑いは絶えません。(HAYURU)


私には1つ下の弟がいます。その弟の小学校の卒業アルバムの中のスナップ写真に、私が大きく写っています。自分の卒業アルバムでは全体写真にしか写っていないのに‥‥。(小学7年生)

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