その1324 (2007-09-30)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


私は無類の紅茶好きです。家で仕事をする時は、必ずコップと小振りのポットを机の上にスタンバイさせます。今日も飲みつつ、注ぎ足しつつお仕事していたのですが、書類に目を通しながら手に取り、口につけたのはポットでした‥‥。唇にツンってぶつかりました。(あゆみ)


細君は気が向くと弁当を作ってくれます。それを自分で包んで持って行くのですが、ある日「箸を忘れてるよ」とのメールがありました。おかしいなちゃんと包んだ覚えがあるんだけど‥‥と思いつつ開けてみると、白いケースに入った電子体温計が‥‥。(いっくんパパ)


この前の話です。朝に弱かった私は目覚まし時計を止めようと必死に手を動かしていました。しかし目覚ましの音は止まりません。あれ、と思いよく見ると頭上のランプをつけたり消したりしてました。(メテメテ)


この間フットサルの練習を終え、荷物を両手いっぱいに抱えて車に到着したところ、鍵を出さなければならない事に気がつき、左右のポケットを確認したのですが、ポケットにはないようでしたので荷物を全部地面に下ろし、カバンを開けて、来る時に着ていた服のポケットをまさぐったのですがそこにもない。カバンの中もいくらまさぐってもない。そして、ふと右手を見ると鍵を握りしめていました‥‥。(みざり)


最近うちの会社はドアロックをICチップ入りの携帯電話をかざして「ピー」と解錠することになりました。カードと違って重くて首からは下げられないので、バッグやポケットからいちいち出すのが面倒なんですが、ドアを開けるなんていう最高に無意識な行為のせいか定期入れ、タバコ、デジカメ、家の鍵、ファンデーションなど、いろんなものを澄まし顔で機械にかざしながらウンともスンともいわないドアの前で固まる姿が多発し、ドア前はまつがいだらけに。(セキュリティーまつがい)


私の会社の女子更衣室は、みなさんノックしてから戸を開けます。その中に各々のロッカーがあるのですが、ある日私は、更衣室のドアをロッカーの鍵で開けようとして「開かない!」と焦り、「あ、これロッカーじゃないや」と気づいて動揺を残したままノックをせずに更衣室に入り、すたすたと自分のロッカーまで行くやいなや、ロッカーにむかって「コンコン!」と勢いよくノックしてしまいました。ロッカーの間の狭い通路から「クスッ」という笑いが聞こえて、「やっちまった」と思った私は、顔を見られないうちに一旦外に出て、時間をおいてまた入りなおしました‥‥。(nozy)


家から少し離れた駐車場に車を停め、帰ろうとしたとき、向うの低い塀の上に猫がうずくまっていました。白に少しグレー交じりの毛はフサフサで、顔は見えないけどペルシャ猫かなと思いました。猫好きの私はうれしくなり、こっちを向いてほしくて、そ〜っと近づきながら「ニャオ、ニャオ」と、かなり猫に近い声で呼び掛けました。たいていの猫は振り向いてくれるのですが、この猫は体をもぞもぞさせているのに気づいていない様子。さらに近づいて呼ぼうとしたとき、それは猫でないことに気づき、一瞬固まりました。駐車場の管理人のお婆さんのフサフサの頭でした。幸い、猫として呼ばれたとは知らず塀の下の草むしりを続けてらしたので、黙って足早に立ち去りました。(ミニ・ライオン)


うちの嫁。アイマスクをして寝ようとしてました。アイマスクをしてから電気を消して布団をかけて。それもおそるおそる手探りで。なんか、間違っている。(WG^2)

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