その1331 (2007-10-07)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


そうだ、耳掃除をしようと思い立ち、道具を手に取り、ゴミ箱の前に座り、さてと構える。ん?なんか耳掃除のポーズじゃない‥‥。と、手に持っていたのは爪きり。しかもナチュラルに左手の親指にあてがっていました。確かに爪も伸びてはいましたけど‥‥。(耳かき優先)


料金所でおじさんに支払うはずがまつがって手を出しておじさんと握手しそうになった。赤面し、慌ててお金を払おうと財布を手に取ると同時になぜかブレーキから足が離れてしまい車が発進。結局車から降りておじさんのとこまで支払いに行った。顔から火が出てたと思う。(後ろの方ごめんなさい)


ある日のおやつに、冷凍食品の今川焼きを食べたときのこと。電子レンジに入れタイマーをセットしたあと、居間で寝っころがってテレビを見ていました。しばらくして、タイマーがなったので取りに行こうと起き上がって‥‥。気づいた時はトイレの中に呆然と突っ立って、なんでここにいるのかを必死に考えていました。(石)


夏の朝、眠いながらもお弁当を作ろうと台所に立ち、冷蔵庫からミニトマトを用意し、朝食のコーヒーを淹れるためのお湯を沸かそうと電気ポットに水を入れた‥‥はずだったのに。はっと気づくと、用意したはずのミニトマトがない。コードを差すだけだったはずの電気ポットもない。おお、神隠しというアレか?アレか?などと思いつつも大捜索。結局見つからず出勤時間が近づき、お弁当の彩りミニトマトも、ダーリンとのモーニングコーヒーもないまま、夫とともに自宅を後に。仕事中もトマトとポットのことが頭から離れない。帰宅後、台所にダッシュし、大捜索再開。すると、電気ポットをなぜか冷蔵庫の野菜室で発見。湯を沸かすどころかキンッキンに冷えてしまったポットを抱きながら、じゃあ、じゃあミニトマトは!?と、ウロウロ。ありました。なぜか調理台下の、割り箸とかスポンジとか入ってる引き出しの中に。夏だったので、一日常温保存されたトマトを食べることもできず、捨ててしまいましたが、どうして彼らがあんなとこに入ってたのか、今もって謎です。(嫁)


うちの母が駅の改札に入ろうとした時。切符を買って自動改札に入り、ホームに行く前にトイレに寄った後なぜかまた自動改札を通ろうとしました。しかし、一度入った改札にもう一度切符を通そうとすると「ピンポン」と塞がれます。母は焦って駅員を呼び、説明するのですが駅員さんは状況を把握できません。実は母はトイレに行った後、自分は改札を入ったということを忘れもう一度改札をくぐろうとしていたのですが、その状況を把握するまで母と駅員さんはかなりの時間を要しました。(はっしゃおーらい)


風邪をひいたついでに膀胱炎にまでかかってしまった。何かしら抵抗を覚えつつも泌尿器科へ。受付終了時刻すれすれだったので、慌てて病院に飛び込んだ。受付の人がにこやかに「今日はどうされましたか?」待合室に男性が一人座っているのにここで症状を告げなくちゃいけない?しかしここは病院だ‥‥そのために来たんだから!と意を決し、「膀胱炎だと思うんですが!」と思いがけず大声となって響いたけれど、これも、ま、いいか。しかしそのとき、受付の人はにこやかに「あ、それでしたらお隣ですよ。ここは眼科です‥‥」。死んだフリできないものか真剣に考えた。(さくら、散る)

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