その1785 (2009-01-03)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


「今年の元日は、某電器屋の初売りに行くから!」と前日から家族に宣言し、当日朝も雑煮の支度をしながら、言いました。狙いの商品は大きいので、もちろん車です。開店と同時に行かなくては、売り切れてしまいます。そして元旦。朝食の席で。「おめでとうございまーす」の声と共に、私は一気に御屠蘇を飲んだ‥‥。運転手は私しかいないのに、お屠蘇‥‥。電器屋行きは断念しました。10時開店やし、酔い醒ましても絶対間に合わん。(一年の計挫折)


友だちから年賀状をもらった小5の息子が「パパのところに来た年賀状を見せて」と言います。それを手本に「謹んで新春のお慶びを‥‥」などといった大人たちのことばで返事を書きたいのだそうです。「そこにあるのを見ていいよ」と答えました。しばらくして、息子の書いた返事を見ると、筆ペンで黒々と、こう書いてありました。「喪中につき年頭のご挨拶を失礼させていただきます」(MAD)


新年早々、両親にムリヤリ飲まされたワイン。下戸なので、ちっちゃいグラス1杯で、ぐでんぐでんに‥‥。ソファで寝ていても気分が悪く、これはダメだと感じて母に告げました。「母さん、吐きそう‥‥袋をとって‥‥」慌てて手元にあった袋を渡してくれた母。いまにも吐きそうという時に見ると、それは三角コーナー用のビニール袋だった。穴が空いてる!「こんなんで吐けるか!」マジでやばかった。よく見きった自分。(これが新年初ツッコミではないのが悲しい)


昔、正月になると親戚一同が我が家に集まっていた。ある年の大晦日に自分の部屋の窓をかなりピカピカに磨きあげた。一月三日に親戚が集まって、小学生の男の子が私の部屋で遊んでいたが、急に窓の外の何かに気が付いた様子で吸い込まれる様に窓に向かって行き、そのまま閉めてある窓に激突した!どうやら完全に窓が見えていなかったようだった‥‥。(京yu)


あれは数年前の大晦日。母と、年越しそばを買って帰る約束をして、「でもそばだけじゃ寂しいからえび天でも一緒に買ってくるよ」と言ったところ、母が「そんなんうちで作っとくがね」と言うものだから、それじゃあ、とそばだけを買って帰りました。その晩、台所に用意されていたのは、「えびフライ」でした‥‥。(それをちゃんと乗せて食べた私は孝行娘?)




大掃除が終わり、ちょっと美味しいものでも食べようかと新米を炊いて活きのいいアジをさばき、アジのどんぶりを作った。わさびはお正月用の生のやつをすりおろす。あとはお酒。辛口の日本酒に青磁の小ぶりなぐい飲みを出し‥‥パクパク食べられるようにわさび醤油をどんぶりにかけまわして‥‥というところで、わさびをすった小皿の中に、お酒をそそいでしまったあ〜。でも、わさびがもったいないので、そのままお酒にとかし、お醤油を入れて、それでアジのどんぶりを食べてみた‥‥。いままでになく、美味‥‥。青魚のクセが消えて旨味だけがごはんとハーモニーを奏でている感じ。やりまつがいで、新たな味の発見か?(結局、お酒が一番おいしかったけど)

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