その1810 (2009-01-28)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


高校時代、剣道部に所属していた友人。大会で遠征に行ったその日、夜空には満月が出ていたそうです。翌日、「昨日のは綺麗だったね」と話をしていると、通りかかった部長が「それ、どこの高校の試合?」と一言。部長は「剣道の試合で『突き』が見事に決まった」という話だと勘違いしたようです。(剣士)


部下と営業ではじめての会社に行ったときの話。商談もうまく行って、お昼時だったのでご飯を食べることに。私「飯でも食おうか?何食う?」部下「ちょっと待ってください‥‥え〜と、中央区です」区の名産でも食べると思ったのでしょうか。(呑打亭)


私がお風呂に入っていると、母「ごめ〜ん。パンツ出すの忘れてた」私「え?自分で出したよ」母「いつの間に?新しいパンツやで!」私「(ヒトの下着なんかほっといてくれよ)パンツやろ」正解は「シャンプー」でした。(カヨ)


駅で友人と話していた時のこと。マフラーの話になり、友人が「これもらいもんなんだよね〜」と一言。私が「へぇ、ドラえもんなんだ」と返したら「うん。友達からもらったんだ」と言われました。正直そんな風には見えないなぁと思ったので「それってドラえもんのマークでも入ってんの?」と聞いたところすごい妙な顔で見られました。その時はなんでこんな変な目で見てくるんだろ?と思いましたが、後々「もらいもんか!」と理解しました。彼は「なんでドラえもん‥‥?」って思ったんだろうなぁ。(噛み合ってるようで噛み合ってない)


母が、友人と、父とともにお出かけしたとき、友人と繰り広げた会話。母「最近、私たまにコインロッカー使うんよ」友「ああ、コインロッカー、私もときどき使うよ」父「???そんなん、いつ使った?」母「この前も使ったやんか。でも便利やね〜、あれ。大きいものもいけるし」友「すぐ乾燥できるからね。他の人が何を洗ってはるか、わからんけど」ここでやっと父はそれが「コインランドリー」であると気づき、それでも話が通じ合う2人に、友情の深さを感じたらしい。(今は再び会社員な娘)


高校時代、彼と付き合い始めて少したった頃の話です。彼が「菊池けいこってさあ、綺麗だよなあ‥‥」と話し始め、私はまったく知らない女性の話を楽しそうに語る彼に驚き、話が耳に入りませんでした。私の様子がおかしいと思ったらしく「どうしたの?」と彼に聞かれたので「何なのよ!菊池けいこって誰なのよ!」と動揺しながら私が言い返した所、彼は大爆笑。どうやら週末に家族で行った熊本県の「菊池渓谷」の話をしてくれていた様です。動揺したところを見られたのも、何もかも悔しい思い出です。(そんな私たちも子持ちの夫婦)


母「あー電池切れてる。○○ちゃん、単三4本持ってきて−」妹4歳「(走っていって冷蔵庫を開け)コーラ1本もないよー」母「???」姉7歳「それは炭酸」(タンサンと言えばコーラだもん)

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