その2108 (2009-11-22)
たとえば昔の仲間が集まって、「あれは傑作だった」と言ってケラケラ笑うようなエピソードというのはたいがいが、なにかしらの「まつがい」なんですよね。つまり、「まつがい」というのは思い出の種であるということもできるのではないでしょうか?さぁ、週末恒例「まつがい」特集。どうぞ、最後まで、ごゆっくりー。


今朝、お弁当やお茶のペットボトルをかばんに入れて、出かける準備をしていました。なにか違和感を感じて見直すと、ペットボトルだと思ってかばんに入れたものは、とんかつソースでした。手の感触からいうと、500mlのペットボトルにとんかつソースが似ていたんでしょう。(ひよこ)


学生時代、いくつものバイトを掛け持ちしてました。その日は、朝からファーストフード店で働いた後、そのまま学習塾へ。まだ塾モードに切り替わっていなかった私は、教室に入ってくる生徒に向かって「いらっしゃいませー!」と元気に叫んでしまいました。大爆笑がおさまった後、塾長が「露骨なことを‥‥」とぽつり。いえ、決して子どもたちをそんな目で見たことなどございませんって。(保護者が聞いてなくて助かったM)


通勤中、なぜか右耳に違和感を感じたので、家に着いてから、念入りに耳掃除。とくに、変わったこともなく、気づけば違和感もなくなっている。気のせいだったのかなと思っていたら、翌日の通勤中、またしても右耳に違和感。そこでようやく気づきました。イヤホンのパッドがはずれていたのでした。(音楽通勤)


おしゃれだけれども、あまりお客さんがいないファッション系のビルでの出来事です。1階から、ひとりでエレーベーターに乗ったのですが、行き先のボタンを押さぬまま、ぼんやりと考え事をはじめてしまいました。当然、エレベーターは動きません。「‥‥あ!」と気づいた瞬間、エレベーターの扉が開き、ほかのお客さんが乗り込んで来られたのですが、「1階に止まってたはずのエレベーターに人がいたこと」と「ドアが開いた瞬間、なぜか中にいた人が微妙に挙動不審だったこと」から、明らかに怪訝な表情‥‥。うまい言い訳ができるわけでもなく、上っていくエレベーターのなかでじっと息を殺しているほかありませんでした。(あけがた)


子供の頃から、「死体」や「遺体」よりも「屍(しかばね)」の方が、棺に入れにくいイメージをずっと抱いておりました。曲がった手足をまっすぐに伸ばして寝かせても、すぐに元の格好に戻ってしまって、棺のフタまで押し上げてしまうような‥‥。最近その理由に気がつきました。単にラストの2文字が「ばね」だからなんですね‥‥。鹿の屍って、いきなり蹴っ飛ばされそう。(時計仕掛けの日時計)

人の「まつがい」を読みながら自分の「まつがい」を思い出したときこそ、投稿する絶好のチャンスです。さぁ、「投稿する」ボタンをクリックし、あなたの印象に残っている愉快なエピソードをメールしてください。気軽な気持ちで、ぜひどうぞー。それでは、また明日。
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