その2258 (2010-04-21)
ハロー、スーザン。キミはジョークが好きだったな。ジョークがあればアイスクリームもレモネードもいらないわ、とそんなふうに日頃から言ってたな。不思議の国、ニッポンから、またしてもとびきりのジョークを仕入れたのでキミに送ろう。そう、現地じゃ「言いまつがい」と呼ばれている、例のあれさ。以下に掲載する、いくつかの、アクシデントに満ちたできごとをつたえるレポートのかたまりは、しばしば、あなたにとってだけでなくあなたの周囲の親密な人もまた、笑った顔をもたらすであろう。じゃ、最後まで、楽しんでくれ。


海外に住んでいます。先日友人宅に夕食に招待されました。お肉がとっても美味しかったので自分でも作ってみたいと思い「イズ・ディス・ビーフ・オア・カウ?(これは牛肉?それともウシ?)」って聞いてしまいました。「どっちも同じだけど?!」ってやさしく突っ込んでもらいました‥‥。本当は牛肉か豚肉か知りたかったのに。(インターナショナルまつがい)


高校時代、英語がまったくわからない状態でイギリス留学した友人女性の話です。ホームステイ先のファミリーにベイビー誕生。「おめでとうございます!」って言わなくちゃ、と必死で考えた彼女の口から出た言葉は「ハッピーニューイヤー!」そして、同じくステイ先での食事中。「すごい美味しい!」と言いたかった彼女。デ、から始まる言葉だったはず‥‥と思った彼女が発した言葉は「オゥ、デンジャラス〜」。デンジャラスな食事もたまにはいいかもしれませんが‥‥。(masako)


高校の時、苦手だった英会話の時間のことです。「住所を英語で言ってみましょう」というテーマの授業で、いきなり指されてしまいました。半パニックになって、「何丁目を先に言うんだっけ?そうだ!部屋番号からだ!」と思った私は、大きな声で「な〜な〜」と「7」を英語風に言ってしまいました。(3ならナベアツ?)


あれは忘れもしない、中学1年生の春。ALTの授業で、クラス全員が自分の出身地を英語で答えるという練習をしていました。いかんせん人前で英語を口に出すことも初めてな上、アメリカから来たでっかい黒人の先生の豪快な迫力にもすっかり気圧され、怖気づいてしまっていた私。前の人が一人答えるごとに緊張は高まり、いよいよ自分の番がきた時には頭は真っ白。その瞬間、口をついて出た言葉が「あ‥‥I'mKobe!!!」(消えてしまいたかった)


出張から帰ってきて、夜カミさんに聞かされて癒された話。息子がどこかで聞いて覚えた英語で自分の名前を言っていたらしいです。「マヨネーズ、リョウタロウ」うーん、確かにそう聞こえるのなら仕方がない‥‥な。(やまと)


自分でカタカナに強いと思っている母。私の旦那(メキシコ人)とスペイン語で話せるように猛勉強中らしい。「あの、メキシコの、プロレス、何やっけ、あ〜、ムチョ・ナグレ!」ルチャ・リブレですけど‥‥。(アロンソの妻)

HAHAHAHAHAHAHAHAHA!いやぁ、ニッポン人っていうのはほんとに愉快な人たちだ。キミも、こういう話を知ってたら「投稿する」ボタンをクリックしてメールしてみるといいんじゃないかな。それじゃ、また、セバスチャンの店で。日に焼けると鼻の頭が熟れたチェリーみたいに赤くなるジミーより。PS:うちのピックアップトラックときたら、かならずハイウェイで故障するんだ。かならず、だ!
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