その2389 (2010-08-30)
毎日毎日、休みなく連載されてますが、 掲載する「言いまつがい」が なくなっちゃうことはないんですか? いえいえ、そんな心配は無用です。 掲載する量を上回る「言い待つがい」が 日々、届き続けていますから。 人とことばのある限り、 世に「言いまつがい」の尽きることなく。 お馴染み、元祖「言いまつがい」。 最後までどうぞ、ごゆっくり。


カタカナ言葉に弱い我が家の父。 先日、耳鼻科から帰ってくると真剣な顔で 「ワシ、  スターダストアレルギー  やねんて!」 あぁ〜、ハウスダストね。 (男性アレルギーの女)


PTAの会合で、 鼻の穴ふくらませて 校長に怒鳴ってやりましたよ。 「それじゃあ、  六方ふさがりでしょう!」 ‥‥‥‥全部ふさがってなくねぇ? (TOMO)


「そんなことするなんて見損なったよ!」 と怒る母。 後日そのマネをした弟曰く、 「そんなことするなんて  見失ったよ!」 (どこいった?)


先日、食卓のおかずに ソースをかけたいと言った主人に向かって 「それ、うす、あじぃからね‥‥」 と言ってしまいました‥‥。 味、薄かったからと言いたかったのに。 (血圧よりも注意)


頭痛で朦朧となっている時のこと。 私よりもだいぶ視力の良い弟の眼鏡をかけてみて 「へえ、ずいぶん、  よがどわいね〜」 と言ってしまいました。弟から 「早く寝たほうがいいよ」と言われました。 (ボリス)


娘を連れて、地域の保育園で開催されている 赤ちゃんサークルに参加したときのことです。 ここしばらく参加者が少なかったのですが、 そのときは久しぶりにたくさんの 赤ちゃん&ママが参加していました。 その盛況っぷりを見たベテラン保育士さんが、 私の隣でこう言いました。 「あらぁ〜、今日は大勢来たわね〜、  おんいんまんれいだわ〜!」 赤ちゃんの鳴き声で、他のママさんには 聴こえてなかったと思います! (満員ママ)


歌番組を見ていた時、私が 「この人の声って、  ふたりで歌ってるみたいな  不思議な声だね」と言うと、妹が 「ああ、それってあれみたい。  ホーチミン?」 と言いました。 それ、多分モンゴルのホーミー、だよね‥‥。 物知りっていえば、物知りなんだけどさ。 (「ホースの白い馬」)


ラーメン屋をやってます。 先日二人組がやって来て注文を。 一人は塩ラーメンに半ライス。 もう一人の方の注文が 「塩チャーシューに  半チャンス!」。 半分チャンスならもう半分は? と思いながらもなんとか笑い出すのはこらえました。 もちろん「半ライス」ね‥‥。 (arrow)


ある日、母は、私のことを「お父さん」と呼び、 父は、私の姉の留守電に 「あ〜、もしもし、  お母さんだけど」 とメッセージを。 (こんな夫婦の子供)

「言いまつがい」というのは 意外に頻繁に発せられるものですが、 同時にどんどん忘れられるものでもあります。 覚えているうちに、ぜひともメールを。 「投稿する」ボタンをクリックし、 そのだいたいの流れをささっと書いて、 過度に修正をほどこすことなく えいやっ、と送っちゃってください。 大丈夫、ほんと、気軽にどうぞー。
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