その244 (2004-10-15)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


初めてハイビジョンテレビを見た母が「相撲中継見たら、すごかったわ!お尻の穴のひとつひとつがクッキリ見えるねん」「えっ?」「あ、違う!お尻の毛穴のひとつひとつが‥‥」びっくりした。(よしだくみこ)


うちの主人は某国立大教育学部で体育を教えています。数年前になりますが、学生たちの前でこう言い放ってしまったそうです。「子作りはたいへんなんだぞ〜」‥‥「子育ては」って言いたかったのにと落ち込んで帰ってきました。私は「楽しいぞ〜」じゃなくてよかったと思いました。(うちは4人の子沢山)


「さーて、ヨガでもしよっかな」と言うはずが、「さーてよがろっかな」。(paro)


昔、姉とサンドイッチを作っている時に、からしを探しながら、「あの、マスタベーション、どこいった?」姉がこたえないので、何度も何度も怒りながら、繰り返し、大声で言いました。まだ、何も知らない、耳年増の高校生のころ‥‥。あの時姉は、どう思ったのか?(i.m)


先日、夫婦でドライブしました。方向音痴で地図の読めない妻がハンドルを握っていたのですが、やはり、目的地とは明らかに違う方向に。やんわりとまつがいを指摘しようと「この方向であってる?」と聞いたぼくに向かって、妻は自信満々に「絶対このホーケイ!」と言い放ちました。(助手席の仮性人)


あるファミレスで仕事仲間と食事後、レジで領収書を貰おうとして、女子店員「宛名は、どの様に?」私「○○○工芸でお願いします」その女子店員、何を考えていたのか、「○○○ホウケイですね?」「‥‥‥‥」「‥‥‥‥」お互い気付かぬフリをして、訂正いたしました。(ジョ−)


今日、喫茶店で友達が「こないだのお礼」と言ってプレゼントを差し出しました。予想していなかった出来事に、私はうれしくてつい、「まら!」と大声だしちゃいました。オーバーアクション添えて。「まぁ!」と「あら!」合体です。(さざえ)


去年の暮れ、会社の売上が良かったので「ぽち袋でないかな〜」と同僚に言うつもりでつい、「お年玉」と合体させてしまい「玉袋でないかな〜」とのたまってしまいました。(在米6年目)


真面目な私とした事が「映写機」が読めず「シャセイキ」と連呼していた。(東京/パルプンテ!!)


知り合いの上品なおばあさま。知人の娘さんが苦労して妊娠の末、出産をすませたことを言おうとして「○○さんところは、膣外射精だったのよねぇ」としみじみおっしゃった。へ??‥‥「体外受精」って言いたかったらしいです。言ったあと顔赤くしてました。(十鳥)



私の彼女が友人と、どんな花が好きか話していたとき。「キンモクセイと、モクレンと‥‥あと、あれ、チョウチンゲ!」と言ってしまったらしいです。超?長?どっちにせよ、そんな花はいやです。(銅鑼e-mon)



バイトの美術予備校で手のデッサンを講評していた時。爪の半月(白いところ)を描いた方が、「そのほうが、生きているって感じが増すよね!」と、言いたかったのに、生きる、って漢字が頭の中で「セイ」って見えちゃったんですよ。口から出たのは、「そのほうが、性感が増すよね!」びっくりしました。みんなマジメにきいてるし。(mm)



内科の病院へ行った時のこと。受診後先生から、エコーの予約をとるように言われて受付を待っている間、前にあったEDのパンフレットを読んでしました。やっと順番が来て、受付で発した言葉は、「EDの予約をとりたいのですが‥‥」受付の女性は、私の顔をじっと見ていましたが(男性かどうか確かめたのだと思います)あまり動じない振りをしてくれました。さすがにプロです。(夫は47才)


学生時代、クラスで麻雀が流行りました。麻雀を全く知らなかった私は、友人に色々と説明してもらったのですが、「いきなりマンズ、ソウズ、ピンズと言ってもわからないだろう」と気を使ってくれた友人は「麻雀パイには万と棒と玉があって」と言い放ちました。思春期なだけに、言ったほうも言われたほうも、小耳にはさんでしまった人も、皆恥ずかしがりました。(リッキー)



今朝私の母は、新聞の折り込み広告でおしゃれなフリースのジャケットを見つけて、「あら!このブリーフいいねぇ〜」と言いました。(123)



高校生のときに、「もちろん」とあるべきところ、ミスプリントで「もろちん」となっているところを見つけて以来、「もちろん」と書いてあるにもかかわらず「もろちん」と書いてあるようにどうしても見えてしまう(ゆみんがーZ)



私の上司の課長が電話していたんです。「あの人はおとこっけがありますから‥‥」うそ〜ん!いやいや、男気(オトコギ)、男気でしょ。意味違っちゃうから。(Macky!)



職場にある女性が雑誌を持ってきました。ペット特集号で、表紙は子猫。「めちゃめちゃ可愛いでしょ〜!」という彼女に「あなたのような男好きにピッタリの本ね!」と言ってしまいました‥‥。「動物好き」というハズが‥‥。以降、時々意地悪されるのは仕方ない事かもしれません。(H)



まだ娘が4歳の頃、あまりに大股開きでパンツを見せているもので、少したしなめようと「女の子のここは赤ちゃんが出てくる秘密の出口があるのよ。だから、そんなふうに見せちゃだめなのよ」と言ったつもりが、「秘密の出口」ではなく「秘密の入り口」と言ってしまっていました。娘は幼いので、「ふ〜ん」と聞いてくれましたが、私ったら何を考えてまつがってしまったのでしょうか。(よちのん)



先日彼と良い雰囲気で、Hな感じになっていて、かなりお互いの気分が盛り上がってきたところで、彼が、「気持ち良い?」と聞いてきたので、可愛く答えようと思って口から出てきた言葉は、「すっごいキモイ‥‥!」「え!?」と驚いた彼の反応がいまだに面白くて何度も思い出し笑いをしてしまっています。(ピョン)


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