その2453 (2010-11-02)
すべての子どもたちは 美しい名前を持っているのです。 ひとりずつ、ひとつ、かけがえのない名前を。 しかし、その、燃える命ともいえる 大切な名前は、しばしば、他者によって あっさりと「まつがわれて」しまうのです。 あなたにも覚えがあるでしょう? さぁ、そんなエピソードを集めてお届けする 「名前の言いまつがい」特集ですよ。 どうぞ、最後まで、お楽しみくださいませ。


会社で届いた郵便の仕分けをしていた頃、 よく「寿(ひさし)」さん宛てに「寿司」さんで届いていました。 送ってくる相手は、しゃぶしゃぶ屋さんでした。 届くたびに「お腹空いた‥‥」 と思っていたものです。 (ぺこぺこポン子)


中学生の時、後輩から年賀状を書くために 名前を教えてと言われ、口頭で説明しました。 「智」という字を 「『知る』の下に『日』」と言ったのですが ついでに「トモとも読む」と、 余計なことを言ったのがまずかった。 その年届いた年賀状の中に 一枚だけ妙な字づらのハガキが‥‥。 なんと「『友』の下に『日』」 と書かれておりました。 (なんて読むのさ?)


「網干(あぼし)」という名字です。 「網(あみ)」と「干す」で 「あぼし」だと説明するのですが たいてい「綱(つな)干」と 書かれてしまいます。「編乾」と書いた人もいました。 「編」は編み物の「あみ」だから許すとして 「乾」は「かわかす」です。 「干す」とは違うと思います。似てるけど! (ミルキーウエイ)


小林さんを「トホホ」と 書かれた方を読んで思い出しました。 席に戻った石川さんが、 電話メモを持って爆笑しながら 「フロノリさんて誰よ〜」 と叫んでいました。 (ぴよきち)


新婚旅行の時ハワイのクアアイナで ハンバーガーを注文した妻は 名前を「やまだ」と告げて 注文の品ができるのを待っていました。 前のおじさんが呼ばれたので 次は自分の番だと思い近寄ると 店員さんが 「アマンダ、アマンダ!」と。 明らかにアマンダではない東洋人の妻は ハンバーガーの受け取りを 拒否されていました‥‥。 (やまだ、やまんだ、アマンダ)


「えんどう ゆう」という名前の私。 英語の時間になると苦労しました。 教師「ハウアーユー ディスモーニン?」 クラス全員 「アイムファインセンキュー エンドユ〜?  (で、私の方を振り向く)」とか、 私「マイネ〜ムイズ ユー・エンドー」 外人教師 「オ〜! 私(ユー)、  終わり(エンド)ですかぁ!?  WAHAHAHAHA!!」 と言われたりします。 たまにどこまでが名前か理解されず、 他の人はファーストネームで呼ばれているのに 私だけ「ユエンド」と いつまでも呼ばれ続けるときもあります。 (ゆえに欧米圏渡航経験無し)


祖父の名前は「弘」です。 大変穏やかな人望のあるひとでした。 たまに、宛名の「弘様」が「仏様」 になってる郵便物が届きました。 今なら間違いなく仏様なんですけどー。 (もうすぐ13回忌)

どのような「言いまつがい」でも どうぞ、私たちにお送りください。 こんな話でも大丈夫かしら?  と、迷うこともあるかもしれませんが、 迷ったときは送ってみる、というふうに 割り切って送ってみたらどうでしょう。 いろいろ考えず「投稿する」ボタンを押して さっと送ってみたらいいと思いますよ。 大丈夫、どうぞ、お気軽にご参加を! それでは、また、明日−。
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