その2649 (2011-05-17)
すべての子どもたちは 美しい名前を持っています。 ひとりずつ、ひとつ、かけがえのない名前を。 ところが、その、燃える命ともいえる名前は、 しばしばほかの誰かによって あっさりと「言いまつがわれて」しまうのです。 そう、たとえば、こんなふうに‥‥。 ときどきやるよ、「名前の言いまつがい」特集。 いろんな名前がひどいことに‥‥。


うちの旦那さんの名前は、 理科の「理」と書いて 「おさむ」と読みます。 ある日、電話で名前を伝える場面に遭遇し、 漢字は聞かれていないのですが、とっさに 「理科の『理』で『おさむ』です」 と答えたところ、こう復唱されたそうです。 「はい、『リカノリオサム』様ですね」 どんな漢字の苗字ですか‥‥。 (リカノリ妻)




わたしの苗字は「ヨシズミ」なのですが、 なぜかよく言いまつがわれます。 あるときは「ヨシミズ」、 またあるときは「スミヨシ」‥‥。 このあいだは飛行機のチケットに「ヨシズム」の文字が。 (返事に困ります)




もうずいぶん前ですが、 ラジオで道路交通情報になり、 アナウンサーさんが 「道路交通情報センターの くすのきさん?」 と呼びかけていました。 呼ばれた方は、 「はい、木南(きなみ)です」 と答えていました。 (マエ姉さん)


職場で、「辻下」君が、 向かいの席の「辻」君に 「おい、辻下!」 って呼びかけていました。 (彦一)


うちの父の話。 ゴルフでみんなから「コアラさん」 と呼ばれてる人と知り合った。 どういう漢字をかくのだろうと思いつつ 「コアラさん」と呼んでいると あとから「小原(こはら)さん」 だったということが判明した‥‥。 (鼻でか)




先日、実家の母から 家庭菜園で採れた野菜が送られてきました。 宅配業者の方が、 「○○さんからお荷物なんですが、 住所は合ってますか?」と言われ、 「今までこんな事聞かれた事ないなぁ‥‥」 と思いました。 荷物を受け取り、よくよく受取人の欄を見ると そこには私の氏名ではなく「とうもろこし」様と‥‥。 品名にも『とうもろこし』と書いてあり、 家族中で、住所が合っててよかったよねー! しかし、よく届いたよね‥‥と大爆笑でした。 (コーン)




数年前、ファミリーレストランで 友人と食事をした時、日曜日だったので、 多少混んでいて名前を書いて待つことに。 数分後‥‥ 店員「(怪訝な顔で) し、えろさーん?」 待っているお客さんに外国人はおらず、 誰も返事はありません。 ふと気になり書名欄を見ると、 「江口」の漢字が。 用紙の初めの方を読むと、 お客様のお名前を「カタカナ」で 書いてお待ちください、とのこと。 呼んだ店員さんも私も ちょっと恥ずかしい気持ちに。 でもでも、私の前のお客さんも 漢字で書いていましたよー! (しえろ)


先日「名前」のまつがいを読んでいたら、 私と同じ名前の人からの投稿がありました。 やっぱり同じようにまつがえられるのね〜、 これは夫にも教えてあげなくちゃ、 と読み進めていくうちに何やら違和感が‥‥。自分の投稿でした。 (まつがいのせいにしたい年齢)

名前だけでなく、 いろんな「言いまつがい」を どうぞ、私たちに送ってください。 「投稿する」ボタンをクリックしたのち、 その出来事をだいたいの感じで書いて、 送信ボタンを押してメールするだけです。 あれこれ悩むことなく、 いますぐサッとやっちゃいましょう! どうぞ、お気軽にご参加くださいませ。 それでは、また明日ー。
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