その266 (2004-11-06)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


母が出かけ間際に玄関で「あっ、メガネ忘れた!○○〜(私の名前)、メガネ取って〜」と言ってきたので居間にいた私は一生懸命探すが見当たらない。「ないよ〜?」と返事をし、台所の机の上を探していたその時、「それそれ!そこにあるのメガネじゃない?」‥‥チョット待てよ、なんでここにある物が見えるんだ?すかさず玄関の母を見ると、顔にはしっかりとメガネが掛けられていました。(かずくんのママ)


目覚まし時計を買いに行ったときのこと。目覚し時計の音を聞くために、時計の針を合わせようとしたのですが、なかなか鳴りません。「あれ、合ってるはずなのにおかしいな、ちょっとだけずれてるのかな‥‥」と、私は自分の腕時計を見ながら目覚し時計の針を、現在時刻に必死に合わせていたのでした。‥‥勿論、目覚し時計の設定した時刻に針を合わせなければ時計は鳴りません。隣で先輩は大爆笑してましたが、それが気にならないくらい必死だったんです‥‥。5分くらいやってました。(みな)


携帯電話のアドレス帳を見ながら、家の電話でかけようとしていました。そして受話器をもたず、携帯を自分の耳に‥‥。(最近電話番号が覚えられない)


先ほど、「コーヒーを飲もう!」とお湯を沸かし始めたのですが、気が付いたら、紅茶を飲んでいました。いつの間に気が変わったのだろう‥‥?(コーヒー娘)


ご飯を食べ終わって、「さあ片付けよう」と思い茶碗を持って席を立ったのですが、私は何を思ったのかトイレに入っていってしまいました。(kou)


ある晩、アルバイトを終え、さて、帰宅しようと自転車に乗って走り出して数十メートル‥‥どうも乗り心地が悪いので様子をみようと街灯に近づいてよく見ると全く別の自転車でした‥‥。危うく自転車泥棒になるところでした。(みえだ)


私の後輩のお父さんは、朝、奥さんに「ウインナーコーヒー入れてくれる?」と頼まれ、コーヒーを沸かし、コップに注ぎ、ためらいもなくウインナーソーセージを突っ込んで出したそうです。どんな味だったのでしょう‥‥。(YUHI)


パーキングで駐車していた時のこと。イキナリ自分の乗っている車がバックしだしたので、仰天してサイドブレーキを折れるほどひっぱったのですが‥‥隣に駐車していた車が前進して出て行っただけでした。サイド折れなくて良かった。(Yukiko)


ランドセルを忘れた弟‥‥の話を読んで自分の過去を思い出しました。小学生高学年だった僕が家に帰って勉強していると母に「ランドセルは?」ときかれました。忘れた、と直感した僕は母に正直に話し、家族総出で学校からバス停から探し回っていましたがいっこうに見つかりません。しばらくして沈痛な心持で部屋に戻ると勉強机の前の椅子の上でぺちゃんこになっていたランドセルがさびしそうにこっちをみていました。それ以来母は僕のことをあまり信用してくれていないようです。(とほほ‥‥な大学生)


「ランドセルの中が空っぽ」で思い出した話です。以前配達業務に就いていた私。午前の配達から戻ったらすぐに、午後分の荷物をトラックに積み込んでおき、事務所でゆっくりと昼ご飯を食べてから出発。そして配達先に着き、いつもどおり「配達で〜す♪」とマイクで放送し、トラックを降りて荷下ろしのために幌を上げると、「か、空っぽ‥‥」なんと、トラックヤードにたまたまあった空のトラックに乗ってきてしまったのです!一瞬頭が真っ白になりながらも「やばい!配達先の人が出てきたら思いっきり笑いものだ!」と思いそのままダッシュで事務所へ走り戻り、何事もなかったように再出発。2往復一時間もロス‥‥。もちろんこの事は職場のみんなには内緒。どうやら私の昼ご飯の間に、出やすい位置に誰かがトラックを動かしてくれてたようです。言ってよー!っていうか、運転中いつもと感覚が違うことに気づけよ私。(もう時効)


自動車教習所に通っていたとき。教習所内のコースにある信号が赤だったので停車し、青に変わるのを待っていた。しばーーらくしてから、助手席の気の弱そうな教官が「あのー、なんで止まってんの?」と聞いてきたので、ハッと気づくと、真っ赤な夕日を赤信号だと思って眺め続けていたのだ。慌てて発進し、わけを話すと、教官は「それじゃあ日が暮れっちゃうよ〜」と笑って許してくれた。うまい!(しゅんたまこ)


親戚の子が東京の大学を受験するため上京してきたときの話。一緒に山手線に乗って受験会場の下見に行きました。結構混んでいて座れなかったので、ドアのところに立っておしゃべりしていた私達。途中の駅では我々のいた側のドアが開いたので、「自分も一度降りて、出る方を通してあげるのがマナーよ」と教えながら一度ホームに降りて乗りなおしました。ドアが閉まり、そこに寄りかかっておしゃべり再開。その時、彼女が叫びました。「あっ、すごいっ!逆方向に走ってる!!」そりゃ、自分が立つ向きが変わっただけだってば。山手線はスイッチバックかい。(もりの)


たまに、シャーペンの上下を逆にしてノックしてしまいます。しかも思いっきり。想像を絶する痛さです。(yuuta)


右足の親指が非常に痛い日がありました。「ああそうだ、昨日深爪しちゃったからなあ」そう納得し、職場のひとにも「今日、右足痛くてたまんないんスよ。深爪しちゃって」と話していたのですが、帰宅して靴下を脱いで驚愕しました。深爪していたのは左足だったのです。そちらには何の痛みもありませんでした。右足に何があったのか。謎です。(27歳会社員)


私は若い頃からよく赤の他人と間違われてきました。あるとき、エレベーターを待っていると私より少し若い女性が駆け寄ってきたのです。「まぁお久しぶりです!お元気でしたか?」と抱きつかんばかり。元々記憶力がなくて人の顔と名前が一致しないのですが、そのときは、あぁまた人違いかなぁ、とは思ったのです。「御免なさい、失礼ですが、どちら様ですか」と私。「えーっひどーい、私ですよワタシ、忘れたのですか?○×ですよぉ、10年くらいお会いしていないけど‥‥」一方的にまくし立てられてだんだん不安になってきます。でも、彼女が言った一言「私を忘れるなんてヒドーイ、先生」でやっとはっきりしました。私は過去「先生」と呼ばれる職業についたことはありません。名前を名乗ってその旨伝えると、彼女はとても恐縮して、それでも、「ご親戚でもないのですか?」と食い下がられました。ヒト間違いもそこまでのはさすがに一回きりです。(ばぁば)


皮膚科から何種類もの軟膏が出たとき、表記のない容器には私がわかるように先生がマジックで一文字ずつ書いてくださいました。「保」は保湿用、「痒」はかゆみ止め。あるとき遊びに来た彼氏が「痒」と書かれている薬を見て、気の毒そうに言ってくれました。「おまえ、痔なんだ‥‥」(寺じゃなくて羊だよ)


普段からかなり天然な友人の話です。出張が多い彼女、先日のホテルはふたり部屋で同室の人が遅れてくることになっていたそうです。先にホテルに着いて、仲間たちとの楽しい夕食が終わり、部屋の前まで戻って来て鍵をガチャガチャ。ドアが開いて中を見ると、そこには自分のものではない荷物が。ふたり部屋だということをすっかり忘れてしまっていた彼女は見慣れぬ荷物にあわてまくり、「す、すいません!部屋を間違えました」って、部屋間違いなら鍵は開かないから‥‥。(keiko)


私は今、アメリカに留学中です。彼氏(日本人)と車でドライブしていたある日の事。信号待ちで車を止めたら、いきなり後ろの車からクラクションの連続。そして、白人の女の子が運転席から何やら身を乗り出して叫んでます。しかもかなり興奮しているらしく、F-wordsの連続。何事かと思って、運転していた彼氏も窓を開けて「WHAT!?」と叫び返しました。そしたら、ハッと我に返った女の子。「Sorry,wrongperson‥‥」と小さな声で言って青信号になった途端に走り去って行きました。彼女が叫んでいた内容から察するに、どうやら自分の彼氏が他の女とデートしているように見えて、後を追いかけて赤信号で止まった所で罵声を浴びせた、という感じ。相当恥ずかしかっただろうなと思います。(メイ)


28才女性がやってしまいました。今日はなんだかパンティーが片方によってしまうなー、と思っていましたが、ひっぱってごまかしていました。帰宅してお風呂に入ろうとしてびっくり。本来左足がでるところから両足を通して着てしまっていました。私の右足は本来ウエストがくるところから出ているのです。120度ほどまわして着ていたわけですね。28年間ではじめての経験でした。(Coco)


昨年の紅白を観ていた時、父が突然、怪訝な顔をした後、ものすごくビックリした顔をしたので、どうしたのかと尋ねたら「オレは、今の今まで、この浜崎あゆみってのをずっとCGの人だと思っていた。生身の人間だったのか‥‥」パパ、なんとなく気持ちはわかるよ‥‥。(よーちゃん)

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