その308 (2004-12-18)

言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。

「洗顔中に勢い余って小指が鼻に入る」というのを読んで思い出したのですが、私もやらかしてました。しかも、あろうことか両小指を両方の鼻の穴に、同時につっこみました。一瞬何が起きたのか分からなくて、泡だらけの顔でしばらく呆然としてしまいました。（YUKARI） 「洗顔中に小指が鼻の穴に入る」というやつ、私もしょっちゅうです。鼻の奥にセッケンが入って痛いので、ぬるま湯をすこし吸い込んでから鼻をかんでゆすぐのですが、なぜか目頭からぶくぶく泡が出ます。（るーぴょん） 小学校の頃の思い出です。日曜参観の日、クラスメイトの父親たちが教室に入ってくるのを見て、早くうちのお父さんも来ないかなぁ、とわくわくしていました。ずっと後ろの扉を見ていたら、一瞬みんなが「えっ？」と言いました。つられて前を向いたら、先生ではなく、ポケットに手を突っ込んで猫背で歩く怪しいおじさんが‥‥と思ったらお父さん！父親はど真ん中で教卓を発見して立ち止まり、教室を見渡し「ありゃっ！？」と言って頭を掻いてそそくさと出てゆきました。「今の誰のお父さん？」とみんなが盛り上がっている中、一人うつむいて赤面する私でした。（ＹＵＨＩ） 37歳女性です。趣味はスキーです。スキーウェアを着てゴーグルをしていると、小柄なことと拙い技術のせいもあり、小五くらいの男子にしょっちゅう間違えられます。昨シーズン、50代の友人と昼食をとっていると、「いや〜、おたくの息子サン、度胸がありますね！あんな狭いところをすいすいと行ってましたよね。うちのコなんて、もう中学生だってのに怖がっちゃって‥‥」と、話し掛けられました。（こばこ） 「裁断機」というものをご存知でしょうか。重ねた書類や、本の側面（小口、といいます）をまとめて「ぎしゃっ」と切る、ギロチンみたいな大きな機械です。ずっと以前、大学の先生に「これの操作をあやまって、自分の指４本を落とした人がいる」と聞いたことがありました。ある日、わたしが職場で裁断機を使っていたときのこと。刃に機械油がついていたので、ついつい指ですっとぬぐったところ、指の腹を切って、少し血が出ました。「裁断機でけが」イコール「指を落とす」と思い込んでいたわたしは、「ひぃいーーっ！」と声にはならない悲鳴をあげて、もんのすごくびっくりしてしまいました。バンドエイド１枚ですみました。（なだ） 先日、危うく恥ずかしい人になるところでした。寝坊をしてしまい、大慌てで顔を洗って着替えて、玄関に直行！ギリギリ始業時間に間に合うぞっと思いながら靴を履いていたら、なんだかおでこが涼しい‥‥。ふと横にかけてあった鏡を見てみたら、シャンプーハットを被ったまんまの自分がいました。家を出る前に気づいて本当によかったです。（匿名希望） 友人から聞いた痛々しい話です。電車のドアにもたれるようにして居眠りしていたキレイなおねえさんは、ドアが開くなりしゃきっと背筋を伸ばして、「いらっしゃいませ！」頭を下げたあと、はっと気づいたらしく、そそくさと電車を降りたそうです。きっとエレベータ−ガールさんなのですね。お疲れ様です。（ゆずは） 小学生の時のことですが聞いてください。当時、私は母の化粧道具に興味津々でした。ちょっとやってみようと、ファンデーションを塗り始めたら熱中してしまい、チークに、赤い口紅をたっぷりとつけてみたら、自分の顔とは思えないくらいの変身具合で大満足でした。次の瞬間、母に買い物を頼まれていたことを思い出し、自分の顔面などすっかり忘れて、そのままの状態でコンビニへ。店員さんの視線とすれ違う人の妙な笑顔で、気がつきました。顔は厚化粧、身長は小学生‥‥すごく変だったのだろうと思うと恥ずかしくて鳥肌が立ってしまいます。（匿名希望） テレビの画面の上の方に、「台風情報」というテロップが流れた後、「選挙速報」が続き、「台風情報終」と出ていました。（Yamamoto） 昨日、まつがえてしまいました。自分の飲みかけのコーヒー牛乳だと思い飲み干してしまったら、相手の人のでした。片思いの相手です。（ぼずん）

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