その402 (2005-03-22)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


仕事が佳境に入り、ピリピリムードの中、別の部署の進行状況を聞こうと電話した彼女。「どうですか、そちらの心境は?」焦ってるのはわかるけど、縮め過ぎです。そんなこと聞かれても、ねぇ。(ハコ)


パン屋でバイトをしていたときのことあまりの忙しさにロレツがまわらなくなり、「619円のお会計になりま〜す」と言うところを大きな声で「619円のおけけになりま〜す!」と言ってしまった。(N)


昔、男友達と飲んでいて、恋愛話になったとき。恋愛に関してはとても奥手な彼が「男ってさ‥‥」という語りに入り、ふむふむと聞いていたところ、「男ってさ、ヒツジの皮をかぶったヤギだからさ」と言い放ちました。どっちも可愛らしいのですけど。(ふくだ)


先日、居酒屋帰りの父が、「ミイラ捕りがミイラ捕りになるんじゃ」と独りで怒っていました。「当たり前やん」とつっこんであげたら、少し怒りが収まったようでした。(タバコ税と酒税は私に払うように)


家族6人で食卓を囲んで食事していたときのことです。「ショースちょうだい!」と兄が言いました。兄にソースと醤油が出されました。(ほんま)


やってしまいました。夫「入浴剤買っといて」私「なに味がいい?」‥‥どんな種類のがいいのか聞きたかったのにぃ。(Etsuko)


大工をしている父は、仕事をしてる時に「お孫さんも、おじいちゃんの仕事を継いでくれるといいのにねエ」と言われ「最近の若い奴等は、3Kとかが嫌で、大工なんかやってられないってさ」の後、指を折りながら「キツイ〜・ヨゴレル〜・アブナイ〜」と言ってのけました。それだと1Kですよ〜。(さだきち)


きょうの夜、中華料理店にて、となりの会話。男A「今年はどうなんだろうね、うちの会社」男B「うーん、そうねぇ、ま、経営陣にきれいどころがそろっているから大丈夫だよ」男A「それを言うなら『キレ者』だ。バカ」きれいどころがそろった経営陣も悪くないと思いました。(にゅるびろり〜ん)


私の今日の夕飯風景。「いただきます」と言って鍋を食べ始めました。二杯目をよそってさぁもっと食べるぞ!と気合いが入ったのか、ふとまた「いただきます」とつぶやいていた。礼儀正しさが出ちゃったかなぁ。(ちなみに寄せ鍋)


スーパーで買い物をしていると、ご年輩の女性が何かを懸命に探しているようで、一緒にいる娘らしき人に話しかけているのが聞こえてきました。かなり大きな声が店に響いています。「あの、ほら、牛乳かけて、朝、あの、食べるやつ‥‥シリコンッ!」娘の横では白人のダンナさんが優しそうに微笑んでいました。(あさ)


娘は、ぼーっとしてて、小言を言ってもわかってるんだかわかってないんだかわかんないんですけど、今日は的確な返事をしました。「おい、わかってんのか?」「はい、わかりましてる」すぐわからなくて、だんだんにわかっていってる感じがでていて、一家で大流行になりました。(ごはん食べましてる)


金曜の夕方、出張帰りに新幹線に乗っていた時のことです。通路の向こう側のサラリーマンのおじさん達もひと仕事終えて、ビールを飲み盛り上がっているご様子。大声なので忠臣蔵の話題、ということがわかりました。「赤穂浪士の四十八士がさぁ〜」一人増えてるよ!!(みや)


同僚と鍋を食べに行く計画をたてていました。「○○さんを鍋将軍にしよう!」「それを言うなら鍋大名でしょ」そこまで強すぎても困ります。(鍋奉行ですよね?)


タンスの整理をしていて、妹に向かい「すかないハカート、どうしようか?」と言っちまいました。「はかないスカート」だっぺ〜。(かんかん)


この間母と会話をしていた時のこと。「〇〇ってさー、シコタンタンってカンジでさ〜」と、私。「‥‥虎視眈々のこと?」相撲取りじゃないんだからと、母につっこまれました。(戦争花嫁)


新年会の二次会で、部長が何度も歌うので「色んな歌をご存知なんですね」と感心したら「こう見えても、私はリバイバルが広いからねえ」レパートリーですよね?(さだきち)


それは連日、終電、徹夜、土日出勤を繰り返していたときのことです。あまりの忙しさに疲れ果てていた私。最寄の駅から自宅までタクシーで帰るのが普通になっていました。ぼーっとタクシー乗り場で待ち、やっときたタクシーに乗った瞬間、運転手さんに口走った言葉は「ただいま」。もう運転手さんと二人で大爆笑です!だって頭の中は「早く帰りたい」「眠りたい」っていう思いでいっぱいだったんだもん。(よっち)

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