その403 (2005-03-23)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


テレビの来週の予告で「岩手アーティスト大集合」。へぇぇ、岩手にはそんなにアーティストがたくさんいるのかい。もう一度、よぅく画面を見てみると「若手アーティスト大集合」。(ぱっと見苦手)


マンションの広告を彼と二人で見ていたときのこと。「おおお〜、このマンション、すげぇ。カラオケ付インターフォンだってよ!」興奮して指差す彼の手元を見れば、「カメラ付インターフォン」。上手に歌わないと、ドアを開けてもらえなさそうです。(あんじー)


バスにて。窓から外を見ていた友人が「ね!自転車屋さんなのに店名『ようかん』だって」見ると「YouCan」でした。(Saki)


ウチの母が「あの子かわいいわよね。ほら、じょーとさいっていう娘」と言っていた。頭の中で、(じょうとさい?じょーとさい‥‥)と考えているうちに、ふと、「上戸彩」という漢字が思い浮かび、「それって、『うえとあや』の事?」と聞くと、「ああ、それよそれ!」という答えが返ってきた。(すっかり、母にきたえられています)


テレビを見ていたら、母が「この人コンソメっていうの?」そこに映っていたのは、ユンソナ。テロップに出た名前がそう見えちゃったみたいです。ちょっとなるほど、と思う自分もいたりします。(ゅぅ)


友人の、高校生になる弟さんの言いまつがい。弟さんは飴をなめながらが嬉しそうに「美味しいね!シキマクサ!」と言ったそうです。最初なんのことだかわからなかった友人、しかし、弟の手には「サクマ式ドロップス復刻版」が。(会一期一)


さっき、「ARMANI(アルマーニ)」というロゴを目にした母が、「荒波?」と言いました。ち、違う。(takki)


うちの母様。弟の、もう着ていないTシャツを処分しようとひとり奮闘しておりました。数の多さにいらいらしたのか、ちょっと怒り気味で、「このヨネスケのTシャツ捨てていいの!?」母さん、それはヨネックスって読みます。ヨネスケのTシャツなんてレアだから、捨てちゃだめだって。(はと)


私は小学生くらいの頃、宅急便で「生物(なまもの)」と書かれた小包を「うわー、いきもの!」と言って母に投げつけたことがあります。昆虫とかが入っていると思ってついつい慌ててしまいました。(あの頃君は若かった)


随分まえの話で申し訳ないのですが、『ファインディング・ニモ』を『ファインディング・三宅』と見まつがえて一人で焦った事があります。(三宅を捜せ)


昔、家族と長野へ旅行した時のことです。道端の看板を見つけた妹が「お父さん、イボザカナのメトリってなんだろう?」父も一緒になって「ホントだ、なんだろう?おもしろそうだね、見つけたら立ち寄ろう!」言われて看板を見ると、そこには「イボ魚の目取り(イボ、ウオノメ取り)」の看板が。(ウオノメ)


帰省した折、中学生の甥っ子が、私と2人きりになったのを見計らったかのようにモジモジと話しかけてきた。「おじさん、ナガレ出版て大きい会社なの?」「ナガレ出版?」「うん、しょっしゅう新聞の広告とかに出てるじゃん」「‥‥ん?」「あの、ほら‥‥エッチなビデオとか、何か盗み撮りとか‥‥」甥っ子よ、それはナガレ出版ではなくてリュウシュツ版だ。流出版の何たるかを的確に説明できるケガれた自分を、叔父さんは心の底から恥じたよ。(大人になるって、悲しい)


動物園に行った時の話です。チンパンジーの檻の前に「チンパンジーの双子の赤ちゃんが生まれました」という立て看板がありました。当時1年生の妹のその日の日記には「今日は動物園でチンパンジーのヌヌ子の赤ちゃんを見ました。ヌヌ子がおっぱいをあげていました」と書かれていました。「双子」を「ぬぬこ」と読んだ妹にとってみれば、それが母猿の名前だと思うのが自然だったのでしょう。(ぱあこ)

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