その498 (2005-06-26)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


今朝のことです。めざまし時計が鳴って「あ〜起こさなきゃ〜」と横にいる夫の方を向くと、右手をパーにして私に振り上げているのです。後で聞いたら私を目覚まし時計と間違えて、アラームを止めようとしていたらしく‥‥。夢の中で会社の後輩に「鼻を押してください」と言われたそうです。(ササノハ)


テレビもない、携帯もない、そんな時期を過ごしていた時の事です。ある朝、目を覚ましたら、我が家で唯一の目覚まし時計が止まっていました。あわてて電話で時刻の確認をしようとし、あまりの緊急事態に「119」に電話していました。(いまだテレビはない)


最近になって毎日ちゃんとメイクするようになった私。でも朝に弱いのは変わらないので、いつもバタバタとしています。そんな中、ファンデーションをはたいて眉をかき、苦手な眉が、いつも以上に綺麗にかけたので上機嫌になりながら、アイシャドウ、アイライナーを済ませたあと、マスカラを握った私の右手は、なぜかまっすぐに眉へ向かいました。「あ」という口を開けたまま、眉にぺちゃりと黒がのった顔が、鏡の中にありました。やりなおしです。あまりに悔しかったので、投稿してみました。(YH)


最近、私はスカートをはいています。ここ数年、Gパンばかりはいていたからでしょうか‥‥。トイレに入って前ボタンとファスナーを開け、スカートを下ろして座っている自分に気付きました。ここ数日やっていたと思われます。(ママ)


私が勤めている飲食店で、今もなお語り継がれている伝説です。朝、サラダの仕込みをしていたアルバイトの子が、厨房の板前さんに向かって一言。「今日のレタス、固いですねえ」彼女が小気味よい音を立ててちぎっていた物‥‥それはキャベツだ!(気づけよ)


ある休日の朝、ガチャガチャという音で目が覚めました。耳を澄ますと、音は玄関から聞こえてくる模様。しかも強引に鍵穴に鍵を突っ込みドアノブを回している音にしか聞こえない。怖くなって布団の中で息を殺してしばらくじっとしていたのですが、音は一向にやむ気配なし。意を決して起きあがり、そっと鍵を外してドアを開けると‥‥。予想通り、上の階の男性が鍵を持ったままびっくりした顔で突っ立っておりました。表札も出てるんだから気付いてよ。(女の一人暮らし)


夜中の12時過ぎ。ピンポーンとドアのインターホン。「あ、オレ。開けて」と男の人の声がした。まだ帰ってこないダンナだなと思ったけれど、若干の違和感。うーん、声が微妙に違う気がする。ドアスコープから覗いてみるとネクタイをはずし、ほろ酔い気分の知らない男性がいた。「どちら様ですかー?」と聞くと「もー、みっちゃんたらー。開けてよー」みっちゃんではありません。多分、同じマンションの上下階の人だろうなー?「どちら様ですかー?ここは5階ですよー!」と言うと「なんだよー。もうー。開けてよー」カギを差し込もうとしてガチャガチャさせている。カギが違うので鍵穴には入りません。「ここは5階ですよー」「なんだよ。もうー。たのむよー」頼まれてもコワイので開けられません。5分くらいこのような会話が続き、どうしようと思ってドアスコープを覗いていたらふと、うちの表札を眺め、男性はそそくさとエレベーターの方へ。よかったー!気がついたんだ。5分くらいしてから、またピンポーン。え、また?と思ったら「すみません。上の階のものですが、先程間違えて‥‥」と、すっかり正気に戻った様子の上の階のご主人。きっと、奥さんに話したら謝ってきなさいと怒られたんでしょうねー。(yuki)


メカにめっぽうよわい母のやりまつがいです。デジカメを買いに行って、年取った母にも使いやすいようにと、サイズは手のひらに乗るくらい、撮影は右手人差し指でボタンを押すだけでよく、確認用液晶画面の一番大きいものを買いました。以下は「さっそく実践しましょう!」と、父も誘って近所の神社に行った時の会話です。母「簡単でよかった。写してあげるから2人でそこに立って。」私「(大丈夫かな〜)ここでいい?」母「はい、いくよ!ピースしなさい」私「(引きつり笑顔&ピースサイン)」母「‥‥‥‥」(無言で固まったまま数秒経過)私「‥‥何してるの?」母「あれ?だってボタンが‥‥」(何も起こらない)父「やっぱり無理じゃないね?」私「だってボタン押すだけだよ。ってゆーか、ちょっと待って!あのカメラ、なんかへんだよ!‥‥目がこっちみてない?!」父「‥‥まばたきしとるっ!」私「ちょっと!お母さん!レンズ覗いてるやん!!」私が駆け寄ってみると、母は液晶画面を私たちに向けて、レンズを覗きながら、右手人差し指でボタンを懸命に探していました。反対にしてるから、そこにボタンがあるはずないのに!おもしろかったけど、液晶画面の闇にうごめく目は怖かったです。(けど、気付くのも遅いなぁー)


左前方にある紙の束から、1枚取ろうとして左手を伸ばし、なぜか、右手指先をなめていた私。(ちょっと、湿らせた)


彼氏が。水をはった鍋の中にインスタントラーメンを入れていました。(ぷにょ)

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