その530 (2005-07-28)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


叔母の名はカズ子。その昔まだ叔母が若かった頃、職場の名簿に載っていた自分の名を見るとガス子になっていた。点々が移動したらしい。(サト)


私の知人に「日鼻」と書いて「くさはな」と読む人がいますが、「ひばなさん」と読まれるのはよくあることで、以前「目鼻さん」と呼ばれたこともあったそうです。(二つ目小僧)


自分の名前である「典子」の漢字を説明しようとして、「辞典の典に、子供の子でのりこです」と電話で言ったところ、後日、その相手からこんな封筒が。「○○転子様」私は地球か。ってか「転」て「のり」とは読めないし。(自転)


私が中学生のころなのですが、惣一郎という友人がいまして模擬試験の時に、「俺の名前が違うよ」と怒っていました。それを見るとなんとそこには「葱一郎」と。フリガナもご丁寧にネギイチロウと。腹を抱えて笑ったことを思い出しました。(としっクマ)


とある受付での事です。従業員「お名前は?」私「ヤマシタです」従業員「ハマシタ様ですね」私「いえ、ヤマシタです。」従業員「はい、ではあちらに座ってお待ちください」‥‥そして数分後。従業員「3時半から予約のカマシタ様。カマシタさまぁ〜」私「?!‥‥やましたですけど。」簡単な苗字なのに、こんなにまつがわれたのは初めてです。(Vogel)


夫の後輩で普段から聞きまつがいの多い天然のUさん。「鶴田さん」というお客様の名前を「酢豚さん」と聞き間違え、手元のメモにも「スブタさん」と書き、話している最中にも本人相手に疑いなく「スブタさん」を連発。電話の最後にどうもおかしいと思ったらしい鶴田さんに「つーるーた!!」と訂正されたそうです。(いくらなんでも酢豚はないよ)


私が中学生の頃。教科担任の初めての授業で、先生が出席を取る際、「名前の読み方が違っていたら言って下さい」と言った。私の下の名前は、「可愛」と書いて、「かあい」と読む。私は心の中で、「あぁ、また間違えられるんだろうな」と思った。すると先生は案の定、「かわい」と呼んだ。そこで私は訂正するため、「かあい」と答えた。しかし、先生は理解していない様子。仕方なく、更に大きな声で、「か・あ・い!」と何度か叫んだ。けれど、先生は事もあろうに、「かあい!」と叫び続ける私の言葉を、「はぁい!」の返事と聞きまつがっていたのである。それに気付いた私は、何度も自分の名前を連呼したことが急に恥ずかしくなり、名前を訂正することを諦めたのだった。(傷付いた乙女心は今いずこ)


店員で受付をやっております。先日、会計の用意ができたお客様の名前を呼びました。「なばさまさま〜!お待たせいたしました」横にいた年下女子スタッフが、笑いを噛みこらえてバックルームに消えていきました。お客様の苗字は「南波佐間」様と書いて、「なばさま」様。‥‥私、かんでないから!まつがっていないのに笑われて、悔しいぃ〜。(カヨ)


今日の飲み会に来るかどうか聞こうと思って、本名が「あもん」さんという人に電話したつもりが、あだ名が「あもん」さんという「宮本」君に電話をかけてしまいました。それを知らずに、私は「今日、飲み会来る?」と、聞いたのですが、むこうは「あぁ、ちょっと用事があるんだ〜」その声で自分のまつがいに気づいたのですが、ちょうどいい具合に、宮本君は、週末に飲まないかと誘っていた人でした。てんぱっちゃいましたが、なんとか「えーそうなんだー」と話をあわせて乗り切りました。(つるおか)


先ほど会社で、営業の男の子に声をかけるとき「佐喜真さーん」と呼びかけるところを「林くーん」と言ってしまいました。林くんは私の彼氏です。佐喜真さんのことは全然タイプじゃないし、彼に似てる所なんてひとつもないのに。しかし今日は3連休明けのAM10:30。3日間ずっと、身近にいる男性を呼ぶときは「林くーん」だったのです。(はやしくんの彼女)

みなさまからの投稿も募集中です。ぜひ、お気軽にご参加ください!
ページトップへ
前へ 次へ
感想を送る    
ほぼ日のTOPへもどる