その554 (2005-08-21)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


私はそのときよっぽど疲れていたのでしょう。レストランでパスタを注文し、いつものようにクルクルとフォークにパスタを巻いて食べておりましたが、どうも今日は巻きづらい。しかしボーっとそのまま食べ終わりました。ご馳走様、と手を離しお皿を見た瞬間に気がつきました。私は右手にフォーク、左手にもフォークでパスタを食べていたのです。どうりでなんだか引っかかると思いました。(ポコ)


目覚まし時計を止めようとして部屋中をティッシュだらけにした方がおられましたが、私の息子は鳴り止まぬ目覚まし時計は眼中にないといった様子で、「どうやんの?どこ押すの?」とエアコンのリモコンのあちこちをプッシュしてました。(にわのわに)


寝起きでぼーっとしたままコンタクトだけは忘れないようにとパジャマの胸ポケットに。そしてトイレに行き、流そうとレバーに手をかけた時ポケットの中で転がる気配が。流した瞬間見たものは、流れに逆らわず消えていくコンタクトケース‥‥。あまりのことに目もパッチリ覚めました。(はるる)


大学図書館に勤めていたとき。書店から届いた宅配便の荷物を開けると、洋書が入っているはずのダンボール箱にはなぜか犬用のビーフジャーキーがぎっしり!地下の搬入口で、ひとり大笑いしました。すぐに宅配業者さんに電話したところ、あわててとりかえにこられました。(なだ)


スポーツクラブのドレッサールームでは、髪を乾かした後、備え付けの掃除機か粘着シートで、落ちた髪の毛を掃除するのがマナー。その日も髪を乾かした後、立てかけてある掃除機を取ろうとして掃除機のノズルを左手に持ったら、本体からノズルがずぼっと抜けた。あわてて右手で本体も持ち上げたら、左手に持っていたノズルが二つに分かれて片方が落ちた。落ちたノズルを拾い上げたら、ノズルの先の吸い込み口がボトッと取れた。吸い込み口を拾おうとしたら、右手に持っていた本体のカバーが外れてゴミ袋が出た。それはもう、ドッキリカメラかと思うくらいの見事な壊れっぷり。他に誰もいなかったので、もと通りに組み立て、そっと立てかけておきました。(コロコロ・ローラー使用)


出勤途中で時々見かける、家の前の花に水をあげてるおじちゃん。この間そのおじちゃんがやたら大きなエスニック風のペンダントを胸にかけて水やりをしていたので「へー、けっこうおしゃれなんだ」と感心しながらチャリで横を通り過ぎようとして気付きました。首から缶に入った蚊取り線香をぶらさげていることに。(裸眼視力0.06)


知人の話です。ある夜、職場の人たちと飲みに行った夫から「飲みすぎて気持ち悪いからいつもの店まで迎えに来てくれ」と電話が。しぶしぶ車で行ってみると店の陰で背中を丸めて嘔吐している夫がいたので情けない姿に急に腹が立ってきて「こんなになるまで飲むなんて自業自得よっ!だいたいアナタは‥‥」と、夫の背中に向かって散々罵倒したあげく夫を置いて帰宅しました。家のドアを開けるとそこには迎えの車が待ちきれずタクシーで帰っていた夫が‥‥。その時、知人は店の前で苦しんでいた夫の上司の背中に向かって、悪口雑言を並べ立てていたのだそうです。そういえばお役所の人たちって似たような背広を着た人が多いかな。(鬼嫁)


コインロッカーの「連鎖」をしたことがあります。朝、地下鉄の駅で、荷物をコインロッカーに入れてから出勤しました。仕事が終わって、鍵をあけ、荷物を出そうとしたら、見知らぬかばんが。そして自分の荷物がない!!大慌てで職員さんに連絡したら、こういうことでした。見知らぬおばさん→荷物をひとつ下のロッカーに入れ、空きロッカーに鍵。私→おばさんの荷物のひとつ下に荷物を入れ、おばさんの荷物のロッカーに鍵。駅の係員→空きロッカーに私の荷物を発見、忘れ物として届出。おばさん→荷物がないロッカーの鍵をあけてみて「かばんがない!」と大騒ぎ、駅に届出。私→おばさんの荷物のロッカーをあけ、びっくりして駅に届出。結果。私は、ひとつ隣の駅の忘れ物係まで自分の荷物をとりにいき、ロッカーの料金をひとつ余分に払いました‥‥。(橘)


もう10年近く前のことですが、その日は彼氏(現旦那)の部屋に泊まっていました。うだうだとベッドに横になっていたら、いつの間にか眠ってしまっていた私。夜中にむっくり起き出し、何を思ったか窓のカーテンをシャッと開け後ろを向き、おもむろにパンツとズボンを下げしゃがみ込む‥‥。そうです、トイレとまつがってしまったんです。尻丸出しの私はその後、窓ガラスに尻がついたところで気づきそのまま(パンツを下げたまま)トイレに向かったそうです。その一部始終を、起きていた彼は笑いをこらえながら見守っていたそう。次の日に「覚えてないの?」と笑いながら聞かされましたが当然の事ながら覚えてなく、あまりの自分の行動のおかしさに大笑いしてしまいました。ちなみに、彼の部屋はアパートの一階、道路沿い(駅から近かったので人通り多い)でした。(尻見られたかも)


10年くらい前、社長の知り合いが駅で待ってるというので、新人社員が車で迎えに行きました。「よう、ひさしぶり!」と、元気よく会社に入ってきたその人を見て社長が一言。「だれ?」なんと同じように駅で待っていた全然知らない人を、会社までつれて帰ってきたのでした。その後社長みずから車で駅まで送りに行きました。(今は笑い話)

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