その591 (2005-09-27)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


僕が電話で社内にいる営業社員に内線をかけようとしたとき、ちょうどその営業社員が僕の目の前を通り過ぎていきました。僕は電話を置き、慌ててその営業社員を呼び止めました。「もしもし!」まわりの社員に大笑いされました。(WAWAWA)


同僚にかかってきた電話をとった私は、なぜか「はい。少々おまちくりん」と言ってしまいました。そして、あまりのことに我ながらびっくりして訂正もできずそのまま保留ボタンを押してしまいました。(のんこ)


ちょっと天然ボケ入っていた会社の後輩。別部署の人に作業を頼んだ直後、やっぱりその作業はやらなくてよいということになり、慌てて作業を頼んだ人のところに駆けつけて一言。「さっきの件、願い下げです!」言いたいことはわかるけど、何か違う。(まっきー)


昨日都内の大型書店のアナウンスで聞きました。「お客様のおやびど‥‥おやび‥‥お呼び出しを致します」(Pete)


目覚ましが鳴らなくて寝坊してしまい7時に起こすはずの息子を7時51分に起こすハメになったのですがあわてた私は「とにかく、しゃっとサワーをあびて」と言ってしまいました。サワーを浴びたら焼酎くさいじゃん。息子はシャワーを浴びて8時5分に家を出ました。(もちろん朝ごはんナシ)


熱帯夜の翌朝、主人が汗びっしょりになって起きてきました。私は言いました。「クーラーつけずに汗かけば寝なかったのに」全部まつがってます。(みなマ)


学生寮の先輩が集まっている前で、歌を歌うことになった私。先輩の一人が、電気スタンドを持って言いました。「ストッポライト当てよう!ストッポライト!」‥‥先輩、スポットライトですよ。(アルカリパイン)


雑居ビルのエレベーターに乗っていたら2階から乗ってきた威張ったおじさんが大声で「両替え!」と言いました。一瞬漂う「?」の空気。直後に、もう一度威張って「3階!」と言い直しましたが乗っている者全員笑いをかみ殺していたので私が「3」のボタンを押して差し上げました。(3階で両替えしてもらえた?)


万博に行く計画を立てていたら、母が言った。「あれ、乗るんでしょ?ホラあれ、シニア・モーターカー!」古そうな乗り物じゃのう。(マヨエ)


デパートの売り場でバイトした時の事。「あそこの店員全く不親切なんだから!」とえらく怒ってるお客様から、商品を承りました。なんとかさらりと切り抜けなきゃと、「(冷静に)こちらの商品でよろしいですか」と確認したつもりが「(あくまでも冷静に)こちらの不親切でよろしいですか?」と言っちまった。(耳より)


以前「晴雨兼用傘」のことを「水陸両用!」と言ってしまった方がいましたがお気持ちが本当によくわかります。毎回「水陸両用」と喉元まで出て、違う、いや違うんだ、と言い聞かせ、苦しみの中ひねり出された言葉が結局「‥‥晴耕雨読」だったりします。もうなんのことやら。水陸両用のほうが気持ちは伝わる。(さなえ)


実家へ行っていた主人が、義母と激しいクチゲンカの後私に言った一言が今でも忘れられません。「今回だけは本当にヘソの緒が切れた!」‥‥えっ!まだつながってたの?(まき)


車の中で信号機を見ながら、母と話していました。母「あ、あの信号の青色って、なにでできてるか知ってる?」僕「え〜っと、たしか、この前特許の裁判があったやつだよね。なんだっけ?」母「ばかねぇ。青色大発光に決まってるでしょ!」車内は爆笑の渦と化しました。(本気で大発光と記憶していたらしいです)


友達が宿題のプリントをなくした。「ひと事だからどうでもいいんでしょ!」「何言ってんの、見つかったら私よろこぶよ」と言いたくて、しかし同時に「私うれしいよ」とも言いたかったらしく「私、よろしいよ!」と叫んでしまった。いや、何もよろしくないよ?(香苗)


会社のイベントで司会をやったときのことです言いまつがえそうな言葉がたくさんあり割とテンパっていた私。そこをなんとかかんとかクリア。すると次の「旅行クーポン券をプレゼント」というクダリで「旅行プーポン‥‥あれ?リョポープーポンん?ロコープーコン‥‥」もちろんマイクのスイッチは全開です。800人の観衆から大爆笑をいただいたことは言うまでもありません。(ぷりひろ)


テレビを観ながら夫がやってくれました。「なくなウグイス、平安京」ウグイスを励ます気持ちは優しいと思うが、歴史を変えちゃいかんだろ。(まさみ)

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