その638 (2005-11-13)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


私はコンタクトレンズをしていて目が乾くので、一日に何回も目薬をさします。今日も職場でパソコンのモニターから顔を上げ、イスの背もたれにのけぞって、手に持った目薬のキャップを外し、目の上に持っていったところで気がつきました。「これシャチハタじゃないか!」(星港こてつ)


一巻に、連続ドラマ二話ずつを収録したDVDシリーズ。順に何巻かずつレンタルしていたんですが、うっかりと「第6巻」に収録された「11話」を見忘れたまま返却してしまいました。悔しいので、翌日あらためてレンタル屋に。帰宅後、袋から出てきたのは「第11巻」。(Q太郎)


私の家は中学校のすぐそばにあるんですが、ある日窓の外から音楽が聞こえてきたので「あ、私の好きな曲や〜。お昼の放送で流してるんかな?」と思っていたんですが、実際は私の部屋で携帯が鳴っていただけでした。着うただからリアルすぎてまつがったんだ!と自分に言い訳。(にょき)


私が小学生くらいの頃の話です。夜寝ている時無性に腕がかゆくなって眼が覚め、腕をぼりぼり掻いていたのですが掻けども掻けどもかゆみが治まらず。爪を立てて力を込めたところ、その腕が思いっきり私のお腹を叩きました。一瞬何が起こったのかわからずびっくりして飛び起きると横で寝ていた姉がすごい剣幕で「なにすんのよ!」と怒って睨みつけてきました。そこでやっと気づきました。私の上に乗っかってた姉の腕を自分のとまつがえて掻いていた事に‥‥。(お腹は相当痛かった)


自転車に乗って買い物に行こうとした彼氏が、靴紐を結ぶため、鍵を一度玄関マットの上に置きました。靴紐を結び終えて外へ出ようとしたのですが、手には家の鍵しかない。はて?自転車の鍵はどこいった?玄関マットの下やらいろいろ探したが見つからない。おかしいな?確か鍵は二つ持って出たはず‥‥。あ!俺、口にくわえてる!(ブイヨンをゼラチンと言ったピエールの彼女)


バイト先で休憩中にホットミルクを飲もうとしていた時のことです。友達が「牛乳にチョコレートソース入れるとおいしいよ」と勧めてくれたので、調味料の中から、茶色の液体が入った入れ物を取り出し、ミルクにブチュっと入れてみました。飲んでみると、いやにしょっぱい。「なんでこんなにしょっぱいの?」と疑問に思いつつもすべて飲み干しました。次の日、その液体はとんかつソースだと判明。(紀子)


小学校の頃、朝食に出てきたホットのミロが恐ろしくまずい味だったので、顔をしかめながら一口二口飲んで、ギブアップしました。母は焦がしちゃったせいかしら、なんて言ってましたが、その日の夕食時に、間違って、だしの素を入れていた事を暴露。そりゃ〜まずいはずです。(兄は全部飲みました)


試験前日、夜に備えてインスタントコーヒーを入れていると、お湯を注いだとたん何か違和感が‥‥。よく見たら、コップではなくインスタントコーヒーの瓶そのものに、お湯を注いでしまいました。まだ開けたばっかりだったのに‥‥。悔しくて勉強どころではありませんでした。(さちこ)


先日のやりまつがいです。アイスコーヒーを持ち帰りとして頼んだので、店先にあるシロップを、自分でひとつ取り、カバンに入れた。そして、別の場所でいざコーヒーを飲もうとしてカバンからシロップを出すつもりが、なぜか財布を取り出して開けてしまい、自分が何をしようとしているのか、そして今何をしているのか気づくまでしばらく硬貨を眺めていた。(ペリーニョ)


次男が2歳のとき、長男の小学校で役員を引き受けていました。あるときいつものようにPTA室で作業をしているとき窓際で遊んでいると思っていた次男の姿が見えません。一瞬「落ちたか?」と焦り「ね、そこらへんに次男いない?」と叫ぶ私に一人が言いました。「ひざにいる子は違うの?」あまりにもいつものことで抱いているのを忘れていました。(ソラシド)


コンサートで素敵な音楽を聴いてうっとりしながら電車に乗りました。郊外へ向けて走る電車の中はほぼ満員。途中から乗ってきたかなり酔ってるオジサンの肩になにかついていてます。よく観ると背広の肩に爪楊枝がささっているのです!それもかなり深く!どうして?なぜ?本人はぜんぜん気づいてない!?おかげで音楽を聴いた感激はどこへやら笑いをこらえるのに必死の私でした。(羊羹を爪楊枝で食べる人)


炊飯器で水を入れずに米を炊いた方がいらっしゃいましたが、うちの母は炊飯器に米を入れずに水を炊いたことがあります。(タカ)

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