その649 (2005-11-24)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


娘の友達のななちゃんのおかあさんのこと、「ままちゃんのナナ」と言ってしまいました‥‥。(ハジそよママ)


ドライブ中、運転席の妹が突然「ねーちゃん、ガンダムつけて」と。本人は「エアコンつけて」って言いたかったらしいのですが、まったくもって通じませんでした。(安室玲)


ある日、母と買い物に出かけました。母が電池を買いたいというので、電池売り場に行き‥‥。私「(アルカリとマンガン)どっちがいるの?」母「普通のやつ」私「普通ってアルカリ?」母「いや、マグナム」私「マッ‥‥!(絶句)」(アルカリより力強そう)


店員さんに「ご自宅用ですか?プレゼント用ですか?」と聞かれたとき、いつもつられて「ご自宅用です」と言ってしまい、赤面する私。「今日は間違わないぞ!」と、ひと呼吸おいて、出てきた言葉は、「ごたく用で!」ひと呼吸おいた意味なし!(自宅で使ってまーす)


家族でドライブした帰りの高速でのこと。途中のサービスエリアで、どこかで情報を仕入れてきたらしく母が「大泉ジャクソンで渋滞だって」「‥‥誰?それ?」(渋滞はいや)


一人暮らしし始めの頃、おふくろが電話でこんなことを言いました。「あんた、アイロンのつけっぱすれには気を付けなさいね」‥‥つけっぱすれ?「つけっぱなし」と「消し忘れ」をまぜちゃったみたいです。(そう兄ちゃん)


ヤクルトを半分残していたら、母に、「そんなチュウトヘンパなことやめなさい!」と怒られました。中途半端な親子です。(しまうま)


彼氏とプライドを見ていたら、興奮した彼氏はミルコ・クロコップを指差し、「あいつ!ベッチャベチャ強いなぁ!」と。なんだか弱そうです。(プライド観戦中)


息子が膝の上に乗ってきて、ご満悦の夫。「なにいちゃいちゃしてんのよぅ〜」と突っ込みをいれようとして「なにねちゃねちゃしてんのよぅ〜」と言いまつがってしまいました。ほのぼのするどころか、怪しい関係の親子のようです。(日本語は難しい)


ダンナが私が買ってきた本を読んでいることを報告してくれました。「○○の本、カバンの中で読んでるから」通勤に使っているカバンを指さしながら言いました。(通勤は電車)


予備校で友達のバッグを取ってあげた時、思わず出てきた言葉が「○○ちゃんのバッグ、速いね!」友達は「確かに『遅い』より『速い』の方が『軽い』に近いって気持ちはわかるよ」と妙なフォローをしてくれました。(マッハ11)


社内朝礼の時、部長が長い話をしていました。「この仕事において社長はいろんなノウハウを持っていますから、一度書類を持って社長に直接カルチャーを受けるように」なんや、それは。ショックを受けるんか?(思わず小声で「レクチャーや」とツッこんだ)


会社の上司が朝礼で「あの人は先見の目があるね!」と言いました。なんとなく言いたい気持ちはわかる。(おさむ)


学校から近所に変質者が出たという情報があり、それを聞いた息子が、「今頃、警察も魚の目で捜してるね」と言った。それを言うなら、「鵜の目鷹の目」だろう。(おっこ)


やってしまいました。「仲人さんに持っていくお中暮、何にしようか?」お中元とお歳暮が混ざりました。主人から「秋に贈るのか?」とつっこまれました。(春に贈るなら「お歳元」)


友人とミニストップで化学の勉強をしていたときのこと。勉強に飽きた友人が気分転換に席を立ち、レジに立って一言。「アンモニアください」直後にまつがいに気づいた友人とわたしは大爆笑。かわいそうだったのは笑うに笑えず、肩をブルブル震わせていた店員さんでした。(あんまんだよね)


近くのビルが地上げにあったらしい、という報告を興奮した面持ちでするオット。「ヤーサンが大勢でビルを囲んでいた」と言いたくて、しかし「暴力団」という言葉が頭をよぎったらしく、結果、「そこいら中に坊さんが立っててさ」と一気にありがたいお話になってしまった。(花色木綿)


20歳の頃、そのとき付き合っていた彼に呼びかけるとき「なあ、お父さん!」と言ってしまいました。言われた瞬間、彼はめちゃ凍りついてました。その彼は今のダンナです。もうばっちりお父さんです。(ままきち)


生真面目で緊張しやすい母。弟の結婚式で相手方の親戚に自分の兄を紹介する時、「定年退職して今は優柔不断の暮らしをしております」と紹介しておりました。言うまでもなく、伯父は悠々自適に暮らしている人です。(美樹)

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