その659 (2005-12-04)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


デパートで、1階から2階に上がろうとして、降りてくる下りのエスカレーターに突進し、がーっと押し戻されて、本当にびっくりしました。(さりげない顔で立ち去りました)


駐車場にて。精算をすませて帰っていく先輩を精算機のそばで、律義に見送っていた私。では、またー!と車が道路に出るまで手をふっていたところ、アタマにとんでもない衝撃が!なんと精算機横のバーが、剣道の「面!」よろしく、脳天を直撃したのでした。先輩も通行人もいないのがくやしいくらい、ひとりで大笑いしました。(りんくん)


どんなに眠くとも、夜お風呂に入ります。うとうとしつつ、髪を洗っていたのですがトリートメントだと思い込んで毛先に一生懸命スプレーしていたのは浴室用洗剤でした。しかも、スプレータイプのトリートメントなんてふだん使った事ないのに‥‥。自分でもびっくりしました(なんごく)


今日、営業で喫茶店に行った。コーヒー飲んで、お店を出る時、レジの人に、御会計の紙のかわりに、紙おしぼりを渡してしまった。速攻で取り戻してテーブルにそれを戻しに行き、会計を済ませ、風のように店を出た。自分でもぐったり疲れた。(でも、ごまかせてないわけで)


私の自宅は、ひとつのバスルームにシャワーとトイレと洗濯機がいっしょになっています。その日も仕事から帰ると、履いていた靴下を脱ぎました。洗濯機のフタをパカッとあけて、いつものようにポンっと放り投げます。靴下は、見事な放物線を描いて、ポチャン。白い陶器製の座席のような形状のものの中へ。パカッとあけたフタは、洗濯機ではなく、便器でした。(ひでのり)


やってしまいました。病院の診察券を取り出し予約の電話を‥‥‥‥つながらない?私がプッシュしていたのは診察券の表に書かれた患者番号でした。(ちゃんと8桁)


「今日はつまみがいっぱいあるねェ〜」とうれしそうに主人が何か食べてる‥‥。するといきなり娘が「おとーさん!それ猫のおやつ!」ささみスライスを美味しそうに食べていました。薄味だけど美味しかったんだって。(食いまつがい)


急須のふたをやかんのふたと間違えたり、大きいペットボトルに小さいふたを入れてしまったり、というまつがいのお話がありましたが、私も、ふた関係に弱いです。焼酎のお湯割を作って、焼酎のふたをグラスに泳がせたことも度々。ついさっきも、口紅にリップブラシのキャップを差し込んでしまいました。全然違う大きさなのに‥‥。(朝は忙しいの)


おでんがおいしい季節になってまいりました。子供の頃から母が作るおでんには玉子が入ってませんでした。夕食がおでんの度に「玉子も入れてよ〜」と、いつも妹と訴えていました。そんなある日、母が「今日は玉子入れてみたわよ〜」と、ちょっと意気揚揚。私と妹が「やった〜」と喜びながら鍋をさぐると、そこには殻つきの玉子が‥‥。これじゃ、ただのゆで卵だよ‥‥。私と妹は呆れながら、殻をむいて食べました。(MISAKUEEN)


電車で熟睡して、会社の方と飲んでいる夢を見てました。乗り換え駅についたことを頭のどこかが認識しながら意識は夢のなか。でも、降りなきゃ!という私の理性が、夢のなかでは「飲み会の席から帰らなきゃ!」に変換。せめぎあいの結果、くわっと目を開き、電車の隣の席の他人に「月曜に清算しますから!」と言い置いて電車を降りました。自分もびっくりしたけど、隣の人の驚愕たるやいかほどか。(さなえ)


先日子供を連れて帰省したときのこと。実家に到着したのは夜の7時。外はすっかり暗くなっていました。子供三人つれての帰省だったので、迎えに出てもらおうと一つ前の交差点から実家に電話したのですが、丁度信号にかかってしまい到着がほんの少し遅れました。無事実家につくと父と母の様子がどうもおかしい。よくよく話を聞くと、孫会いたさに電話のあと外に飛び出した二人は実家の前に偶然停まっていた別の車の助手席を開けたらしい。「間違えました」と言ってドアを閉めたそうです。(ゆみ)


友人が、いつもの帰り道を歩いていると、前方に赤いイルミネーションがピカピカまたたいていました。「わー、こんなところにクリスマスショップが」と近づいていくと、そこはクリスマスショップではなく、ただの道路工事の現場だったのでした。(うなこ)

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